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片桐 葵　かたぎり あおい 【概要】（白蝕のための） 金髪で一見外国人に見られがちだが、一度も外国へ行ったことがない根っからの日本人。 理由は家族に日本人以外が多いため。両親は仕事で多忙で日本におらず、彼女自身は日本人の祖父に育てられた。 祖父は剣道家で道場を開いており、葵もそれに影響されて幼少期から剣道の道を歩みだした。 しかし、道場内での彼女の奇特な容貌とそれに反した才能ある剣道の腕前によって、周囲から孤立するのは誰から見ても明白だった。 祖父からかなり厳格に育てられてきたため、自分を強く律するようになり、かなり孤独な幼少期を送る。 小学校のからの同級生、佐古 美鈴とは置かれている環境が似ているという点とそれによっていじめを受けているという点で共通点があり、彼女とはそこそこ会話する程度の友人関係にあった。 だが、共通と表現したが、自分が置かれている状況を「仕方がない」「自分が未熟だから認めてくれないだけ」と律して自分を追い詰めている葵と「そもそも何故自分がいじめられているか理解ができていない」佐古 美鈴とは大きな差があったことだろう。 実際、佐古 美鈴へのいじめは自然消滅したが、葵に対する偏見の目は途絶えることはなかった。 葵はこのことから佐古 美鈴が「自分とは違い、このような状態置かれていても平気でいる心の強い人間」と勘違いしており、勝手に一目を置いているという形になっている。 【技能説明】 芸術（剣道）、日本刀 大学に入っても剣道を続けている。 もはや彼女が剣道に打ち込むのは一種の依存症に近い。常に竹刀を持ち歩いているのだから明白だろう。 それだけ心の拠り所がないのだ。 応急手当 剣道で追った軽い怪我の治療と、たまに飛んできていた先輩からの理不尽な暴力用。 祖父には何があっても「転んだ」と嘘をついていた。 製作(料理) 本人は自覚していないが、剣道以外の趣味が料理である。 自分の食べるものは自分で作らないといけないだけと言い張っているが、割と楽しんでいる。 そこまで本格的なものは作れない。 心理学 剣道の試合において相手の心を読んで試合を有利に進める…というよりも顔色を伺う能力。 幼少期から行われてきたいじめの経験から。 【シナリオ】 白蝕（改変）　 別れは告げてきた。 もはや彼女は目覚めることはないのかもしれない… 【狂気】 不定： タナトフィリア【死を連想することへの愛好】 余りにも恐ろしい幻覚(恐ろしい化物など) 緊張症(非自発的・意思がない) 制御不能なチック(不規則な体の動作・発声の繰返し) フェティッシュ（ある物質・人物に対しての異常執着)

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