タグ： 油昆布家

※職業は大学教授ベース ■1/27生まれ。お酒にはあまり耐性がない(35)。4つ下の妹がいる。 ぼーっとしてることが多い。特に夜になればぼーっと窓の外を見ている。 小さいころから星が好きだった。暗い空を照らすそれに興味を持っていた。 天文学者になることを夢見てお手伝いをしている。 ■……していた、はずだ。 本人は何があったか覚えていない。 目が覚めたら病院で、そこから……？ それ以前は……？ 覚えているのは僕を見たときの母の悲鳴。 そこから何をしたんだっけ。 ■多分僕はもう元の生活に戻れないんだろうな。 そうでなければこんな山の中にいないだろう。 不幸中の幸いか、声をかけてくれた人はいたけど もうやめてくれ。視線が怖いんだ。 【2017】 ・箱庭の鍵(6.24/7.1)→生還?バッドエンド *7ヶ月の偏執症(優しく話しかけてくる女性が怖い。被害妄想みたいな) 【2019】 ・さよならの号令→生還(9/14) *不定の狂気() *さよならの号令　ネタばれ注意* *さよならはまだ遠く 自分がどうして死を望んだか たった一つの事件だった。 それがどんなことだったのか覚えていない。 いや、覚えていたくなかったのかもしれない。 目が覚めたら病院に居た。 近くには母が寝ていた。 安心した、したはずだった。 母が目を覚まして最初に発したのは悲鳴。 名前ではなかった。 ガラスに映る自身の姿はとても醜いものだった。 大切な人に拒絶された。 心を傷つけるにはそれだけで十分だった。 妹のことを考える余裕なんてなかった。 自身が醜いものに、別人になって気づく。 自分の居場所は何処にも無いと。 憧れだった星空に手は届かない。 正反対の地を這いずる者になってしまった。 星空に夢を見る権利でさえ失ってしまった。 大切な人も夢も失くしてどう生きる？ どうしようにもできなかった。 周囲の視線と声が痛かった。怖かった。 自身を取り囲む全てのものから、逃げたかった。 終わりを、告げたかった。 だから屋上から飛び降りたんだろうな。 「僕と出会ってくれてありがとうございます」 「これからは…共に生きてくださいね」

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