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利き腕：左、一人称：あたし(発狂時はやえ)、二人称：○○おねえちゃん 狂った世界に目覚めてしまった現実を受け入れず、失った日常を求める憐れな幼子よ、【ほとけかずら】に飾られたお前は、姉妹達の【癒し】たり得る。かつての日々を夢に見続けたいならば、彼女たちはなんとしてでも守り抜け。 どうせ【死に続け】て【つぎはぎ】されている体なのだ、小さくても誰かを【庇う】盾にはなれる。【スチールボーン】を壊せるほどの輩が現れたのならば【やぶれひまく】で自身を包め。飛べぬ肉の翼でも、少しは役に立つだろう。 おや、守るだけではご不満か？相手を壊す【背徳の悦び】に震えたいのなら、その手で【チェーンソー】を振るうがいい。 大好きな絵本(たからもの)は勧善懲悪なよくあるお話だったけれど、あたしが憧れていたのは助けを待つヒロインよりも悪を倒すヒーローだった。その真似事を、幼いながらに楽しんでいたような気がする(いじめ)。 あたしはみんなのヒーローで、わるいやつをやっつけるの！って誰かを倒して…… けれど気がつけば、悪を追うのではなく自身が何かに追われていなかっただろうか？(尾行者) あぁおかしいな、お話の中だったら主人公はみんなに好かれて助けてもらえるのに。後ろから迫る何かから、あたしは誰かに助けてもらえるはずなのに。どうして誰も、あたしの周りに居ないんだろう(喪失)。 シロおねえちゃんはとっても強いの！まるでお話の主人公みたい！それにとってもしっかり者なの！いいなぁ、私も、あんな風になりたいなぁ(憧憬) ドルマおねえちゃんは少しあたしと似てるなぁ。それにいつもみんなを冷静に見てるの。一緒にほかのおねえちゃん達のこと、助けてあげようね！(友情) ロッテおねえちゃんはいつも後ろから助けてくれる。それにどんなときでも明るいんだぁ。ロッテおねえちゃんといると何だかすごく安心するの！(信頼) 今度こそ、みんなで一緒に、悪いやつをやっつけるんだから！ そしたらおねえちゃん達に、ご本読んでもらうんだぁ。

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