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※精神科医ベース 【基本データ】 ＜家族/友人＞ 父：医者 友人：なし ＜性格＞ 無口で無表情。寡黙といえばそうなのだが、人と関わることを好まない。 目的の為にならそれなりに関わり、協力することもある。 【技能】 【シナリオ】 ［NPC出演］ ・二人のデートは週末に［　露草小夜子　］ 【狂気】 【AF】 【魔導書＆呪文】 【蛇足】 幼い頃より母はいなかった。 父は病院の院長をしており、仕事人間で昔から彼に対しての関心は薄く、 勉学でそれなりの成績を出していればそれでいいといった具合で、寂しさに気づくことはなかった。 迷惑をかけてはいけないのだと、自身の心を押し込むようになった彼は心とともに表情を失ってしまう。 嬉しいと楽しいと感じても表情を浮かべることが出来なくなってしまった彼には友人が出来ることはなく、周りの疑心を生む存在になっていく。 自分が普通でないのだと気づいた頃にはなぜそのようになってしまったのかということすらわからなくなってしまった。 人に変わらない表情を見られることを恐れ、前髪も長くし、更に表情を伺えないようにと装う。 普通になりたい。そう願い、もしかしたら自身の精神状態がおかしいのかも知れないと精神科医になるも、段々と彼の心は歪んで行く。 只表情が変わらないだけで異常だという周りがおかしいのだと。 そう思い始めた頃に出会った一人の盲目の少女。 彼女は自分を普通に扱い、頼ってくれる。 親に褒められたことも、仕事以外に頼られたことも、友人として扱われたこともなかった彼にとってそれは甘美な希望。 眼が見えないから、自分が見えないから彼女は自分と友好でいてくれるのだと思い込んでしまう。 歪み始めた彼の心は更に拍車をかけて湾曲していき、『全盲である』彼女に執着を始める。 見えないからこそ認めてくれる彼女を決して離すまいと危険を排除することを厭わない。 そのために長くて見えづらい前髪を上げ、周囲へと関心を示す用になっていく。 しかし、当の本人は気づいていないのだ。 彼女と話す自身が、すでに表情を取り戻していると言うことに。

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