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それは数多の片想いが生み出した愛の形。 想い人に振り向いてほしい人々は当時は流行ったとあるおまじないを行った。その街に存在する小さな教会。誰が住んでるかもわからないそんな教会の方を向き、己の想いを捧げるだけ... やるだけ損は無い簡単なおまじない。上手く行けば大儲けぐらいの気持ちでやる人もいれば、藁にもすがる思いの人もいただろう。それは彼ら彼女らのそんな想いを一身に受け生まれた。 それは己の使えるあらゆる術を使い、恋を叶えていった。しかしおまじないというのは廃れていくもの。やがてそれに縋る者、それを覚えている者はいなくなっていった… 用済みとなったそれは関心を、愛を求めるようになる。求め彷徨い存在そのものが消えようとしていたその時にそれは彼女に出会った。人では無い彼女はそれに関心を与え名を与え存在を証明した... One Wayは表向きは恋愛関連のカウンセラーをしつつUGNに協力をしている。理由はともかく京香にそうしろと言われたので協力をしているだけでUGNに強い思い入れがある訳では無い。京香に依存している節があるため、仮に彼女がUGNを裏切れと命ずればOne Wayは簡単にUGNを裏切るだろう。 外見や口調は女性だが、人々の想いから生まれた存在なので明確な性別の区別はない。 強い想いを熱に変えて、対象心を狂わすほどの熱で攻撃を行う。 ※ここからシナリオのネタバレあり <End of Desire 1話> 都築 京香（つづき　きょうか）に提案されUGNの昼見ヶ丘市支部に所属する。そこで初任務として好井 雫（すくい　しずく）、今宮 凪彩（いまみや　なぎさ）、形無　圭（かたなし　けい）と共に最近起こっているジャーム事件の捜索を行う。途中影から生まれた異形と戦闘、直後"闇の指揮者(ダーク・コンダクター)"による襲撃を受けるが"謎の狩人"に助けられる。その後闇の指揮者の足取りを掴み戦闘、撃破した。後日、報告しているとこで"謎の狩人"と再開した。 「お姉さま！頑張るね！」 <End of Desire 2話> 一応支部長である我聞　業(がもん　ごう)から謎の狩人ことソフィーナとの協力を命じられ、彼女が経営するバーへ赴く。そこでオフィーリアという少女と出会う。またそこでソフィーナから裏切りの影というジャームの情報を伝えられる。また調査の途中今宮が幼馴染である花咲　夕陽(はなさき　ゆうひ)に丘に来るように伝えられる。彼女の言うことに従う形で丘に行ったところ花咲に化けていた裏切りの影と戦闘を行なうことになる。戦闘中裏切りの影は過去に自分を頼ってきた男女に化け、おまじないとしての自身の否定をしてくる。流石に心にくるもののその感情を怒りに変えこれを撃退した。 「消極的だった自分たちが悪いんだよバーカ！」 <End of Desire 3話> 町で自身が苦手とする地震が多発するようになり震えながら毎日を過ごしていた。そんな時にその地震の根源だと思われる存在の調査を依頼される。また同時期に京香からシャトという謎の生き物を紹介される。調査の途中に化け鳥のジャームと戦闘を行いこれを撃破。調査の結果山に置かれている岩が今回の地震を引き起こしていることが判明、それを守るジャームを撃退しこれを破壊した。 「もう地震はいやだ・・・」 <End of Desire 4話> ある日FHエージェント二人組に攫われそうになっていた女性を救出。ミュージシャンであり緋山　メイ(ひやま)と名乗る彼女は、行方不明になっているかつてコンビを組んでいた女性、谷坂　ミサ(たにさか)の調査を依頼する。調査の途中京香から早乙女学院の潜入調査を進められ、恋愛事の多いであろう学園ということもありその調査に対して意欲的になる。最後はゾンビと化していたミサとその原因と考えられる岩の破壊をめぐり戦闘を行なう。戦闘後メイはミサに別れを告げ事件は解決した。 「楽しみだなぁ～制服買わないと！」 <End of Desire 5話> 我聞から早乙女学園の理事長の依頼を遂行するよう命じられ学園を訪れる。そこでレネゲイドビーイングである学園の理事長ベアトリクスから学園で発生しているレネゲイド反応の調査を依頼される。One Wayは意気揚々と転校生として潜入調査を名目に学園の女子たちと恋バナに花を咲かせる。そこで少し変わったおまじない及びその発信源である女生徒の情報を掴む。そんなある日突如学園内でワーディングが展開される。駆けつけた先で、今宮の旧友である寿　彩乃（ことぶき　あやの）及び早見　慎太郎（はやみ　しんたろう）をジャームから助ける。そのジャームの原因がおまじないの発信源で早見に思いを寄せる浅野（あさの）であることを掴み、学校の裏手に彼女を止めに行く。そこで再び現れた岩を破壊。浅野の暴走を止めた。歪んだものであったとは言えおまじないを信じ続けてくれた浅野に感謝と懺悔の気持ちを感じながらも事件は解決した。One Wayは引き続き学園に生徒としてとどまることになった。 「おまじないを信じてくれてありがとう」 <End of Desire 6話> 昼見ヶ丘市で夏祭りが行われることとなり、早乙女学園でできた友人とともに祭りに向かう。道中シャトを連れたタイガーアイと会話をしつつも祭りを楽しんでいた。しかし祭りの最中に退治した不良がジャーム化して再襲。祭り会場にて破壊、殺戮を始める。現場に急行し彼らを撃退はしたものの、周りの被害を見てOne Wayの殺意が湧き上がる。その場での最番は好井に止められたが、後日留置所に単独侵入し不良を焼殺した。 「燃やす燃やす燃やす燃やす燃やす燃やす燃やす・・・」 <End of Desire 7話> 我聞とソフィーナの口論を目撃し、今回については岩の調査をするだけに留めるだけとなる。調査の最中町で傷害事件を起こしている通り魔を撃退する。撃退後、オフィーリアが最後の岩の場所を見かけたとの報告が入る。オフィーリアに従い公園に向かったところ、目撃どおり岩を発見、岩を守っていた願いの申し子と戦闘となる。戦闘後、遠方からの射撃により岩が破壊され、それと同時に巨大な地震が発生。オフィーリアを助けようとしてソフィーナは地割れの奥へと落ちていった。様子を確認しに言ったところ、地底に何かが潜んでいることがわかり断念。直後現れた我聞と共にその場を撤退した。 「ダメ・・・下に何かが居る・・・」 <End of Desire 8話> 前回から続き支部に戻った後、我聞に一度地震にあった町の状況を調査するよう命じられる。町にてジャームと化した一般人との交戦となる。撃退後我聞から撤退命令が出たが、蜜羽の行方が分からなくなったとのメールを受けた好井及びそれについていった形無が姿を消す。今宮と二人で支部に戻った後、屋上にて京香及び彼女が連れてきたシャオンというレネゲイドビーイングに会う。そこで京香からここまで過ごしてきて人間についてどう思うかという質問を受け、基本的には仲良くしていきたいが、愛を否定する者たちはみな消えてしまえばいいと回答した。その後、我聞に連れ戻された好井の提案で蜜羽がいると思われる施設へ向かう。そこで別人のように豹変したソフィーナを目撃するもすぐに姿を消す。施設内でオーヴァードに変えられ、暴走を始めた蜜羽と戦闘になる。激闘の末暴走を止めることに成功した。施設の外で4人の前に姿を現した京香によって自身のオーヴァード特性を変えてもらった。 「人間は私の存在意義だから仲良くしていきたい。でも愛を壊す奴らはみんな消えてしまえばいい・・・」 <End of Desire 9話> 前回の数日後、OneWayは蜜羽の事を想い、彼女を拒絶したことを選んだ好井と、それを悲しむ蜜羽の仲介役を買って出る。それと同タイミングでオフィーリアからバーに戻り、ソフィーナが残した情報を探したいとの提案を受け、彼女たちのバーに行くこととなる。そこで好井と2人きりになったOneWayは彼に対して蜜羽及び自分の考えを訴えかける。その場では明確な答えを得られたわけではなく、バーの調査は終わる。（オフィーリアは今宮が探し求めていた女性花咲　夕陽（はなさき　ゆうひ）であることが発覚した。）直後現れたジャームとの戦闘を終えた後、街中にて変貌したソフィーナ及びシャオンと出会う。代償を条件にどんな願いでも（それこそ死者蘇生でも）叶えると語るシャオンに対して好井は邪悪な存在と告げる。シャオンを自身と同じ存在だと考えていたOneWayはその言葉に深く動揺する。頭も整理もままならないまま、ソフィーナ及びシャオンとの戦闘になる。戦闘後、ソフィーナは幻想なのかはわからないが、今は亡きかつての恋人と再会を果たし、我聞の忠告をした後消えていった。過程はどうであれ、最後は決して会えなかったはずの人の胸の中で消えていったソフィーナを見て、OneWayはシャオンが悪だとどうしても思えなくなる。その後、支部に戻った後、好井と蜜羽は仲直りを果たし、OneWayはそれを喜びつつも自分は、レネゲイドビーイングは決して人と寄り添えない存在なのだと感じ、その場を去っていった。 「私の居場所はきっとここにはないのだろう・・・」 <End of Desire 10話> 前回以降、OneWayの口数は減っていた。すると街なかで煙が上がっているのを発見、駆けていった蜜羽を置い現場に向かうと、願いの成れの果てと交戦しているベアトリクスを発見する。彼女を援護するかたちで願いの成れの果てを撃退後、彼女の様子が気になりOneWayはその場に残る。ベアトリクスと軽い会話をし、支部に戻った後、夢の中のような暗闇の中、ベアトリクスから京香に気をつけろとの忠告を受ける。その後、支部に射撃をしてきた者の後を追い、辿り着いた病院の地下で娘、妻の人形に魂を入れた我聞と彼の願いを聞き入れたシャオンに出会う。シャオンはすぐにその場を去ったため、残った我聞及び2体の人形との戦闘になる。戦闘の最中、我聞からの怨念の一打を受け、歪んでしまった愛の末路とも言える憎悪をその身に受ける。戦闘終了後、自分を殺してくれと我聞は好井に懇願するが好井はそれを拒む。直後、自身の使命は愛を紡ぐのではなく、悲しき愛に終焉をもたらす事なのだと理解したOneWayは我聞を殺そうとする。好井と口論になり、最終的には深海に止められ殺害は失敗に終わりハート型のバッチとなった。後日、支部には以前と変わりない様子のOneWayがそこにいた。しかし彼女の考え方は元には戻らない。 <End of Desire 11話> 間違ってたかどうかはわからないけど、シャオンを止めることが出来た。 止めたら止めたで新たな敵がやってきた。止めないと。 <End of Desire 12話> シャオンを取り込んだ深海の妹を名乗る少女、型無　東花（かたなし　とうか）が起こした嵐の対策を講じるために、好井は霧谷に連絡を取る。外部との連絡は可能になったものの街を覆う障壁は未だに解消されていないため、自分達の力で事件解決を図らざる負えなくなる。通信の最中、霧谷は京香との交渉を持ちかける。そこでOneWayは自身がゼノスに所属しており、京香との繋がりがあることを自白する。通信の後、自身の前に現れたタイガーアイと軽く会話を交わし、真意こそはわからないものの、京香もこの事態の解決を図ろうとしていることを知る。それぞれが関わりのある人物との会話を終えた後、霧崎　桜牙、蜜羽、早見と共に台風の中心へと向かっていく。道中、突如不気味な声とともに現れたシャンタク鳥、ティンダロスの猟犬との戦闘になる。シャンタク鳥鎮圧後も数が増え続けるティンダロスの猟犬に苦戦を強いられていたところ、深海の知り合いである浅井　日和（あざい　ひより）が緋山　メイを連れて援護に駆けつける。彼ら含めた5人にこの場を任せ、4人で先に進んでいくことになる。進んだ先では京香とベアトリクスが会話をしており、京香は自分達にシャオンの封印を、ベアトリクスはシャオンの破壊を提案してくる。会話の後、京香に別れを告げ、遂に台風の中心に到達する。そこで待っていたニャルラトテップと名乗る男から彼の計画を聞く。彼は自身が作った触媒である東花に同化、戦闘になる。遂には全員の力を合わせ、ニャルラトテップの撃退に成功する。戦闘終了後、現れたベアトリクスに対しシャオンと共に封印されることを選択する。その事がベアトリクスの消滅に繋がると知っても尚、決意を変えるつもりはなく、3人に感謝の言葉を告げた後、シャオンと共に底へ落ちていった。 「やっぱりシャオンは私に似てるから・・・だから、お姉さまが私にしてくれたように、今度は私がこの子と一緒にいてあげたいんだ。」 深い底の暗闇の中、OneWayはシャオンに話し相手になってもらうようにお願いする。彼女が見てきた人間の話を。 「これからいっぱいお話聴かせてね。いつか、聴き疲れて、喋り疲れて眠りについてしまうその時まで。」

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