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　生まれながらのアニマルオーヴァード。 　両親も猫であり、生まれてしばらくしてFHのアニマルセルに回収、訓練を受けさせられた。 　しばらくして、人へと変身する能力を身につけ、人の名前をその時に得る。 　太陽の印が刻まれた剣――――火紅連千[カグツチ]（トツカ相当）を器用に扱い、その剣より炎を発しながら戦う。 　また、自らも炎に包まれながら平然としているところから、やがて“太陽を運ぶ猫（ヒノカグツチ）”と呼ばれるようになった。 　とある任務で訪れた神社の娘（名前は知らない）と、動物として交流を深めていた。 　時折、流れてくる“グレイウルフ”アルダと腕を競い合ったりして、物騒ながらも平和な時を得ていた。 　そんなある日、世界を揺るがす大災害が起きた。 　所属していた組織は壊滅状態。 　敵対していたUGNの連中とも手を組んで乗り切ろうとする時代。 　凛子は、神社の娘を探したが、見つからなかった。 　その時に、UGNの霧谷雄吾とは面通しをした。彼はこの時代に即座に対応し、UGNもFHもすべて飲み込みその辣腕をふるった。 　ゼノスもファルスハーツもその時ばかりは手を取り合っていた記憶がある。 　そして、アメリカで起きたテロ事件を鎮圧するために派遣されたところまでは凛子も記憶にあった。 　気がつけば、世界は壊滅し、日本という国はすでに地図から消えていた。 　霧谷雄吾だけでなく、FHのセルの仲間とも連絡はとれなかった。 　それからどれだけの時間が経っただろうか。 　生きるためだけに廃墟を根城にしていた凛子のもとに、手紙が届いた。 　“グレイウルフ”アルダの届けた手紙には――――（ハンドアウトへ続く） 一人称：あたい 三人称：お兄さん／お姉さん／～さん 敵対者：あんた エフェクトのフレーバー 《完全獣化》：肉体を完全な戦闘形態へと変化 《知性ある獣》：道具を操る力と知恵をそのまま維持する 《フルパワーアタック》：全身の力を集約した構えから一撃で大ダメージを与える 《フレイムタン》：身体の一部のように炎によって間合いを延長する 《炎の刃》：白熱させてダメージ上昇。超高温に達したその攻撃は、あらゆる対象をバターのように溶かし破壊する 《獣の王》：強大な力によって格の違いを認識させる

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