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実家が代々弁護士・検事の家系だったため自身も例に漏れずレールに乗って弁護士として働いていた 将来のほとんどを両親の望む通りにしてきた志弦だったが、1つだけ両親の望む通りにできないことがあった それは、性のことである 志弦の性自認は女であったが、身体は男だった はじめは自身を偽って男として生きる道を選び、婚約者の女性を好きになる努力もしていたが、どう頑張ってもそうすることはできなかった 次第に婚約者を遠ざけるようになり、弁護士の仕事に打ち込むようになる そのうち大学で仲良くしていた男友達と交際を始め、一人ぐらしをするために借りていたアパートで一緒に暮らし始める しばらくは幸せな日々を過ごしていた志弦だったが、ある日両親が訪ねてきて、男性と交際していることがバレて実家に連れ戻され、恋人とはそれっきり そこで初めて志弦は自身の性自認が女である事を告白し、両親に分かってもらえるように何か月もかけて説得したが、それは無駄に終わる 結局、志弦は両親とは絶縁…もう二度と顔を見せるなと言われた その後、志弦は働いていた弁護士事務所を辞め、故郷の雪国から遠く離れた東京へ移住 現在は、新宿二丁目に自身の事務所を構えており、なかなか繁盛しているようだ 〇個人技能 精神分析　　　弁護士時代に少しでも依頼人が心穏やかに自分と話を出来れば…と、独学でいろいろと学んでいたため 聞き耳・目星　敵対する相手の表情や、声音の変化を少しでも見逃さないようにと努力した結果 英語　　　　　時代はグローバルだ、という父親の持論のもと、少々勉強させられていたため　なお、あまり真面目に打ち込んでいなかったので数値は低い 後遺症：水中が怖い。足が届かない深さの場所へ行くことが出来ない。潜るという行為にひどく怯えるため、風呂場など足場がつく場所でも全身を水中へ沈めることはできない。6ヶ月間。

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