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一人称：私 二人称：名前呼び捨て(年齢に関わらず) ちゃん付けで呼ばれるのは苦手なもよう。 シャルの加入した軍の銃撃部隊長。元帥の孫。6歳から軍部に入り、翌年隊長になる。そうした立場上、好奇の視線に晒されたり妬みを買うことも多かった。けれど彼女に悲しみなどない、憎しみなどない。歯向かう者には、自分に勝てないことを示すのみ。彼女の敵は数えきれなかった。同時に彼女は、そういったものが無意味なことも知っていた。自身はただの駒で、代わりならいくらでもいる(身分)。そういう考えも含め、最初から感情を持つことを許されなかった彼女は、日々、ただ敵を殺すことだけを考えていた(殺戮の天使)。しかしある日彼女は視察に行った街で自分同じ年くらいの男の子と出会う。いつもは何も思うことなどない。けれど、私は彼も殺してしまうのかと思うとなんだか辛かった。いつもはこんな躊躇いなど生まれないのに(恋の華)。 参謀を説得して、彼のいる街は避けて通るようにした。あの笑顔に戦火など浴びさせたくはない。それなのに。囮の隊を向かわせた。嘘だ。嘘だ。彼女は命令を無視して街へと急いだ。そこには囮になった隊を含め、生きている人間などいなかった。｢貴女の作戦はとても素晴らしかったですよぉ、流石元帥の孫ですねぇ｣口許をぐにゃりと歪めて参謀は言う。｢わたしの、せい｣私のせいで、彼は。 【陥穽】 《たからもの》 軍帽よりこっちのが似合う、なんて、馬鹿じゃないの。 【欠けた帽子】おとこのこからもらったもの。 《補足の補足》 エッダの部隊は視察も兼ねることが多く、街や村に市民のふりで滞在することも度々あります。戦場では勿論、視察で他の姉妹と出会っている可能性もあります。 0～5歳→家に軟禁状態 6～9歳→軍

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