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コウキ・コノエは一流企業の社長である。 系列企業を大量に従えているため、実態としては"何でも屋"の様相を呈している。(市場を占有しているレベルではない) 端麗な容姿。大量の社員を従えるカリスマ性。時代を先読みする舵取り。 あらゆる面で超人的な才能を発揮する、いわば天才。 両親の作り上げた土台を最大限に活用し、現在の地位に上り詰めた努力家である。 ……というのは表向きの話。 実態はかなりのダメ男である。 他人の気持ちを察するということや、正義や倫理といった概念が彼からは欠如している。 たまたま施設見学に行った先のUGNの施設で回収されたアルファトランスをがぶ飲みしてオーヴァードとなった。 当初、ソラリスの能力制御ができず、男女構わず魅了してしまい、そこら中で痴話喧嘩が勃発した。 (本人に被害は特にないが、設備の破損やら怪我の保証やらで割と損害があったらしい) これが春日との因縁の始まりである。 「春日ァ……！！貴様の作り出した忌々しい清涼飲料水ので、この私がどれだけ苦労したことかァ……！！」 ソラリスで脳内麻薬ドバドバのトリップをしすぎて臨死体験をしたことがあるので、節度ある使用を心掛けるようになった。

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