タグ： 雲のエイ

◆特徴『寄せ餌』◆ 名前の通り、春をひさぐために産み出された。 もともと芸術家家系である本家に対して、彼が生まれた分家は本家をたて、経済的、またアングラ的に支援するために存在する。 本家は歌、舞踊を生業とするが、分家はその下で売春を行っていた。 この風習は江戸から続いていて、今もなお続いている。 ◆所持品◆ AF：林檎色のリボン：身につけている間のみ、POW+1 AF：銀の薔薇の懐中時計 後遺症：内臓の損傷によるCON-1、「子供の泣き声」に対する恐怖症 彼の祖先が公然と行われていた芸人による売春によって生計を立てていたのにも関わらず、ある代から数代まで、見目の良い跡継ぎが生まれなかった。芸と春を売る家系としてそれを憂いだ先祖が見目の良い少年少女の生き血を啜っていたという文献が残されている。 当然現代ではそのような風習は残っていない。 ひさぎは幼い頃から体の成長の早さと、見目の麗しさから多くの経験をして来た。 ある時は飼われ、ある時は踊らされていたりもした。 しかし母親が梅毒で亡くなってからはその息子とのことで忌み嫌われ、とうとう15歳のときに売り飛ばされる。 売り飛ばされた先で奴隷のように奉仕してきたが代替りとともに今の主人に代わり、教育を受けさせてもらえるようになった。 今の主人は今までと違い奇特な男性で、ひさぎを好きに生きさせ、学業を修了してからは自由にさせてくれている。 なので現在は自立して独り暮らし中。 ただしいまだに前に転々とした主人たちの一派や自分を売り飛ばした分家にその見目のよさから付け狙われている。

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