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駆け出しのミュージシャン 作曲家である父を持つ家庭で生まれる。 ピアノや金管楽器、吹奏楽など様々な楽器に触れて育つも、どれも肌には合わなかった。 せめて音楽関係に就けるようと様々な本を買い与えられるが本人も肌に合う楽器が見つからず苛立っていたこともあり、気が向けば読んでいた程度だった。 中学校2年の時にジャッジメントアイ（第3の目）が顕現したやらなんやらと言ってかなり痛い過去を持ちながらも、なんとか高校に進学。 高校ではなかなか周囲に溶け込めず一人でいることが多かったが、軽音部に入部し、ギターに触れてからその生活は一変する。 元々の素養もあってか自身の体の一部のように馴染むその楽器から奏でられる音楽は同校の学園祭を機に一躍有名となった。 しかし3年生はそんな1年生の活躍をよく思っておらず、ギターの練習中に殴り掛かられ喧嘩になる。その際に持っていたギターで応戦すると「あれ案外イケるかも」とデスメタルパフォーマンスさながらのギター捌きで先輩を撃破、無事1年の停学処分。 停学中もギターの練習は欠かさなかったが（勉強は欠かした）、四六時中ギターに触っていると事件のこともあってからか親に怒られたため、本やネットを通じて作曲に必要な知識を集めた。どういった曲やフレーズが人の心を安らがせるのか、またアツくさせるのかなど。医学的側面や言葉選びも考えるために様々な知識を広く浅く詰め込んだ。 1年の停学処分が解け、高校を卒業後レコード会社に売り込みに行くも暴力沙汰を起こした経歴などから面接段階で幾度となく落とされてきた。 現在は路上ライヴを続け、蓄えた知識から作詞に取り組み実践を重ねている。

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