タグ： やけどり

特徴：不思議ちゃん…時折突拍子もない言動で周囲を騒がせることがある。別の世界からきた精神交換者か、妄想が生み出した人格がしばしば表面に出ているのかもしれない。 物心ついた頃から狂信的な宗教施設にいた。母親と父親はいたのかどうかすらわからない。 その宗教施設ではチャウグナー・フォーンを信仰しており、その代弁者であるチョー＝チョー人の混血を幹部にして成り立っていた。ヨハンは誰に何と名前を呼ばれる事なく、認知される事もなく。同世代の子供がいなかったこともあってたわいのない話や健全に遊ぶこともなかった。そうして生まれた事すら曖昧なまま一途に周りと同じようにご神像に祈りを捧げ教育を受けてきた。 つまりは彼は自分の名前と誕生日を知らない。それに伴って年齢もよくわからない。２０は超えてるんじゃない？程度の認識。 そんなある日、その施設は彼が気づかぬうちに滅んでしまう。大人だけで儀式を行い神によって全ての信者が犠牲になったのか、それとも気が狂った大人たちで内紛を起こしたのか…礼拝堂に一人で行く事すら許されていなかったヨハンにはわからない。 しかしながら彼もまた狂信者の端くれである。持てる知識を総動員して神様のために尽くすと心に決め、物音一つしなくなった施設から出て行った。 ただ子供だからと隠されたのかはたまた彼が覚えていないだけか…彼の神であるチャウグナー・フォーンが望むものを”人の体液”だとしか認識していない。そのため彼は一番手っ取り早く足も付きにくい（援交していると公表する人間はいない）他者の精液を好んで搾取する。愛液や唾液でも構わない（と思っている）ため女を相手にすることもなくはない。…ちなみに実際にチャウグナー・フォーンが啜るのは生き血である。 現在はパトロン…定期的に援交してくれる相手の家を転々としている。誰も空いていなかった場合高架下とかで寝ている。 余談だけど神様が宇宙を司っていると信じているため星を見るのが好き。 ヨハンという名前は広田左炉女が出会ったときに名前がないんじゃ呼びづらいから、とつけたものである。由来はJohann…大元が洗礼者ヨハネに由来するドイツ系男子名である。余談だが左炉女の元ネタであるヘロディアの娘サロメは舞いの褒美に洗礼者ヨハネの斬首を求めた人物である。左炉女が彼にヨハンと名付けたのは単に聞き慣れていて口にもし慣れていたからで他意はない。 【刺青】 全身に刺青が入っている。大体彼の信奉する神をモチーフにしたものだが…右胸から背中にかけてあるものは彼自身のシンボルである。モチーフは心臓。「僕は心臓がなくってねぇ、神様に食べられちゃったんだ。だから描いてもらったんだよ〜」とは本人の談。実際に心臓がないわけではなく内臓逆位の右心臓であるため、左にないということはないということだ！と思い込んでしまっているだけ。 バレてそうだけど彼はオツムが結構弱い。

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