タグ： 千代子ちょこ

■概要 戦闘行動以外、何もかもポンコツな中学生。 勉強は興味がなく、UGNの根回しによって何とか在籍している現状。 野良から拾った今の愛犬、こじろうを溺愛しており、こじろうの世話はきちんとするが、他人に触らせない。 口数も少なく、依頼は依頼として割り切っている。 過去の事件の影響で、人の生き死にに無頓着となり、それが幸いしてか15歳という年齢でも暗殺者を苦なく行えている。 頬に黒いラインが入っているが、入れ墨でもメイクでもなく、能力が発現した際に現れたもの。 それが意味するものは何か。もしかすると、意味など無いのかもしれない。誰も知ることはない。 ↓過去↓ 紫苑は、両親と柴犬のこたろうと、3人と1匹家族で暮らしていた。 しかし、両親は毎日のように様々な理由で喧嘩した。 ある時は、仕事ばかりの父を責める母の声を。 ある時は、文句ばかりの母に悪態をつく父の声を。 ある時は、紫苑の不出来さを嘆く母の声を。 いつもいつも、布団を被り耳を塞いでいた。 2階に住んでいた紫苑の元には、こたろうは行けなかったから。 そしてあの時、あの日も喧嘩し、その弾みでこたろうは大怪我を負った。 こたろうの悲鳴でリビングに降りて、それからの記憶が曖昧になっていた。 気が付けば、目の前でこたろうが死んでいた。 気が付けば、両親も死んでいた。 何故かは分からない。公には「強盗に押し入られた」として片付けられた。 能力の発現により、UGNに引き取られた彼女は、野良犬だった雑種のこじろうに出会う。 今の彼女を支えるものは、こじろうだけ。 もしも、こじろうの身に何かあれば、依頼であろうが任務であろうが放棄する。

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