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古代種の影響により歳を取る事の無くなったミュージシャン。その特性上人と馴染むこともできずソロで活動している。別に不真面目な訳ではないので任務はこなす。 戦前に生まれ、小さな村鐙沢村(あぶみさわ)で育ってきた。そこには何年経っても見てくれが変わらないという理由から村八分にあっていた深来(ふかぎ)という男がいた。元々友達を作るような性格でもなかった瑞戎は村全体への抵抗心から深来と共にいるようになる。自分の親すら瑞戎のことを不審な目で見るようになっていたが本人は特に気にしてもいなかった。 十数年経ち、第二次世界大戦が勃発。瑞戎は徴兵され村を離れ戦地に赴くこととなる。過酷な戦場を生き残り、日本に生きて帰ってきた瑞戎は自分の故郷で大量殺人が起こったことを知る。親すらも失った瑞戎は無人となった村に帰ってくる。するとそこでは瀕死の状態の深来が待っていた。彼はこの事件を自分が起こしたものだと主張し、瑞戎に自らを葬るよう懇願する。村の住人どころか親にすら思い入れのなかった瑞戎は深来に恨みを抱くことはなかったが、その傷から助からないと判断。自らの手でとどめを刺す。その時以降瑞戎は歳を取ることがなくなり、異能の力を手に入れるようになった。自分の村で起こった事件の真相を知るために各地で調査をしていたが、明確な情報を得ることもなく月日が流れた。そして現在、ソロミュージシャンとして活動しながら彼は僅かな望みに賭けUGNに所属している。 首には村に帰ってきたときたまたま見つけた、昔深来から貰ったドロップ缶の蓋を垂れ下げている。 ※ここに書いていること以外は自由に決めてもらっていいです(ex:深来のシンドローム、事件の真相など) ※ここからシナリオのネタバレあり <PROJECT:? 1話> 紫祓　仁(しはら　じん)と共に大した事件も起こらない藍空市支部でのんびりとした日常を過ごしていた。そんな中市で不穏な動きがあると伝えられ、新しくエージェントの海鳴 紫苑(うみなり しおん)が派遣されてくる。またジャームに襲撃されていた5年前に死亡したはずの高校生桜井 八尋(さくらい やひろ)がオーヴァードに覚醒、紫祓が保護する。後日再びジャームの出現報告を受け、それを撃退するものの、その際に謎の男に絡まれることとなる。彼の目的こそは伝えられたものの意図が掴めず困惑していると、再びジャーム光の好奇心の襲撃を受ける。撃退し、拘束しようとした際、光の好奇心は消滅、代わりに黄色いの玉のみが残る。紫祓は黄色の玉をそれを欲しがる謎の男を渡し、この事件自体は落着する。 <PROJECT:? 2話> 後日、謎の男が再び姿を現し、霧谷の命で協力することとなる。しばらくは何も仕掛けてくることはなかったが、紫苑に対して自身の正体を明かし、紫苑の家族を殺めたのは自身だと告げる。激昂した紫苑と共に謎の男ことブルー・レスターと戦闘。戦闘後、ブルーはその姿を消す。その後、ジャーム真紅の死神が町で暴れているとの報告を受け、討伐に向かう。討伐後、光の好奇心同様彼の姿は消滅、赤色の玉が残る。また支部に消滅したはずのブルーが再び姿を現し、紫祓に己がエグリゴリが製造したアルファベットシリーズNo.11であること、現在は離脱してブルーメンという組織を創立し、エグリゴリの目的を阻止しようとしていることを告げる。そして改めて藍空支部との協力を要望してくるのだった。 <PROJECT:? 3話> 軍人の格好をした男ガウスが突如市の放送をジャック、藍空市を爆破されたくなければ桜井をよこせと要求してくる事件が発生する。また同時期、80年前に死別したはずの深来に再会する。動揺するマチを余所に深来は再び会うだろうと伝え姿を消す。後日、マチが深来を捜索している最中桜井の高校が襲撃を受ける。高校に現れたヘリをマチ以外の3人が追跡した結果、ガウスは電波塔を拠点としていることが判明、3人に合流し電波塔へ乗り込むこととなる。入り口で敵に囲まれるがそこに再び現れた深来に助けられる。彼は己が深来をベースにしたクローンであることを告げ、自身の名をグリーン・レスターだと伝えてくる。その後、動揺を隠せないまま電波塔の頂上でガウスと戦闘、勝利し起爆装置の停止に成功する。電波塔の足元で再び深来改めグリーン・レスターと会話を行うが、マチに動揺を与えるのみとなった。直後、レッド・レスターと名乗る男の襲撃を受け戦闘。辛うじて勝利したものの彼はこれまで同様消滅、今回は玉も消滅した。 <PROJECT:? 4話> レスター家について知るためにアメリカのテキサス州に行くこととなる。現地で通訳のグレーと合流し、レクター家を目指すのだが、道中にブルーから現在いる通訳は偽物であること、恐らく推測するにアルファベットシリーズであることを伝えられる。しかしグレー自体に戦闘するつもりはなく、レクター家の屋敷に到達する。そこでグリーンから語られたセシリア・レクターの父親であるウィリアム・レクターからレクター家とエグリゴリの関係性を聞く。その後、レクター家の書斎に行き、そこに居座る書物のレネゲイドビーイングと戦闘。戦闘後、会話を挟んだ後日本に帰国した。帰国後、怪物が暴れているとの情報が入ってくる。現場に向かうとそこではジャーム化した桜井が破壊の限りを尽くしていた。桜井との戦闘になるものの最終的には桜井が自分の意思で人間の姿に戻ってきた。 <PROJECT:? 5話> 桜井の暴走から一ヶ月、ブルーからブルーメンが襲撃を受けているとの連絡を受ける。しかしそれと同時に街にて毒ガスによるテロが発生しているとの報告が入り、桜井がブルーメンへ、他の3人が街に向かうことになる。3人は街にて毒ガスをかいくぐりながら犯人であるマッドケミストを撃退する。撃退直後更に連絡を受けて3人も桜井の元へ向かうことになる。その場ではアルファベットシリーズの1人であるバイオレットが機械兵と共に待ち構えていた。バイオレットは自分たちの本部の場所をマンハッタンと伝え、多少の妨害を行った後に立ち去る。機械兵を撃退後、エグリゴリの本部であるマンハッタンへ向かうことになった。 <PROJECT:? 6話> マンハッタンのエグリゴリの本部に攻め込むこととなり、ブルーの援護を受けつつ施設へと侵入する。入り口には遺体が転がっており早々に不穏な雰囲気が漂う。道中ブルーに深来及び紫苑の過去について話を聞く。戦意を喪失した紫苑を気にかけつつも施設の破壊に便乗して脱走してきた実験体と戦闘。戦闘後、施設を破壊していたグリーン・レスター(agelessness grief　-永遠の苦痛-)及びバイオレット・レスター(見えざる手)と再会。曲がりなりにも敵意を示すグリーンを葬るため、深来を楽にしてやるために彼らとの戦闘を行う。撃退した後、グリーン・レスターに最後の言葉をかけつつとどめを刺した。己の過去を知り大きく意気消沈した紫苑に自分なりの言葉をかけつつ更に地下を目指す。 <PROJECT:? 7話> 前回、グリーンとバイオレットを倒した後、PC4人は更に地下を目指していた。道中、桜井が今回の事件の中心的要素とも言えるアリスと呼ばれる少女に出会い、自身の破壊もしくは自身を利用する者の討伐を頼まれる。その後、前回同様脱走した実験体との返答を経る。直後、ブルーからブラックを倒すためには自身を犠牲にする必要があると伝えられていた紫苑から、ブラックとの戦闘直前に勇気づけをしてくれと頼まれる。最下層一歩手前グレー・レスターと会合。桜井との一騎打ちを望む彼に、決闘と戦争を履き違えるなと伝えた後戦闘になる。戦闘後、グレーにトドメを差した桜井を見て、自身と重なるものを感じた。 <PROJECT：Alice 8話> アリスが置かれているエグリゴリの本部の最下層に遂に到着し、そこにいたブラックとの戦闘となる。攻撃を一切受け付けないその能力に苦戦を強いられるが、桜井の能力により、ブラックの不死性が取り払われる。これによって形勢逆転、ブラックを倒す。ブラックを倒した直後建物の外で異常なレネゲイド反応を感じ取り、ブルーのディメンションゲートにて外へと出る。そこでアリスの力に触れ、暴走した玉森との最終戦闘となる。わずかに残る意識で自分たちを傷つけないために自滅しようとする玉森を辛うじて鎮静化させることに成功する。最終戦闘を終え、再びアリスの元に戻ってきた自分たちに対して彼女は簡単な願いなら叶えてあげると提案、マチは己の不死性を取り払ってもらう。その後、全てを解決し、日本に帰還した後グリーン・レスター改め深来の墓参りを済ませマチはいつもの平和な非日常へと戻っていった。

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