タグ： みとこん

　水族館でアシカの飼育員をしている、落ち着いた性格の青年。基本は帽子と包帯、マスクで顔の火傷跡を隠しており、高身長なのも相まって初対面では威圧感を与えてしまうが、心優しくよく笑うので友人がいないわけではない。一人称は僕。自分を異常に過小評価し、何をやっても上手くいかない自分が周りに迷惑をかける事を恐れているため、それ以上に自己犠牲することで少しでも周りの役に立つ努力をしている。 　何故か不幸を引き寄せてしまう体質を持つ。外を出れば雨が降り、雨が降れば傘が折れ、側道を走る車により泥水を被る。彼が不幸を吸収しているのか、家族や周りの人物には特に不幸はなく、むしろ良い事が沢山起こっているようだ。しかし小学生の頃、友人とかくれんぼ中に隠れるため侵入した空き家が偶然放火され、顔や全身に酷い火傷を負った。それにより火にトラウマを抱えている。中高は火傷のせいで腫物のように扱われてきたが、幸運にも虐めはなかった。大学入試は原因不明の発熱により断念したが、両親のコネで裏口入学をさせてもらい生物学を専攻していた。幼少期から憧れだった水族館の飼育員になるため必死に就職し、当初は裏方ばかりだったが、その努力と恵まれた体格がイルカ戦隊ドルフィンジャーの敵役“ブラックアシカ仮面”に抜擢された。 　恵（めぐむ）という名前が少し女の子の様で、本人は非常に気にしているため、わざわざ言い直して恵（けい）と名乗るが大抵すぐばれる。 ◆シナリオ『幸福な魔女』後 ・火に対してのトラウマが悪化した。視界にも入れたくない。近づくなんて考えられない。また、カボチャも避ける傾向がある。

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