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とある町にある大学に通っている女子大生。 家は剣道に力を入れている桜庭一家。 父親は剣道の天才で母親は料理が得意な専業主婦。 そんな２人に愛されて期待されていた。 そんな至って普通の至って真面目な女子大生だった。 ある日、ある図書館で何気なしに手に取った本｢ミロのヴィーナスはなぜ傑作なのか？｣を見てから彼女の世界が180度変わる。 ミロのヴィーナスを見た時に自分がアクロトモフィリア(身体欠損性愛)という異常性癖だと言う事に気付き始め、最初はマネキンの両腕を切り落とす行為だけで満足していた。 だんだんマネキンだけでは物足りなくなり、とうとう自分の両親の両腕を切り落としてしまう。 自分が愛していた父親と母親の両腕を切り落とした時の快感が忘れられず、次は親戚、その次は友達等次々と殺人を繰り返していき連続殺人犯となる。 狂気はいつも日本刀。 その理由は一つは剣道一家で一番扱いが手慣れているから。 もう一つは両親の腕を切断した時の快感をまた味わう為。 ある時、次のターゲットを探している時に一人の女の子を見かける。 その子は日本の大和撫子という言葉にピッタリな容姿をしていてとても美しかった……。 追いかけようとするがその日は見失ってしまう。 また、別の日にその子を偶然見かける。 今度は見失わないようにと必死に追いかける。 その子はその日一人の男と会っていた。 その二人が手合わせしている現場に居合わせてしまったのだ。 その二人の刀さばきは素晴らしいものでその光景はとても美しかった。 楽しそうに刀を振るっている彼女そんな彼女に見とれながらも杏珠はこう考えてしまう。 『彼女を両腕を切り落としたら彼女はどんな顔を見せてくれるのだろう…』 そう考えてしまったが最後。 杏珠は彼女の両腕を奪いたくて仕方なくなる。 それ以降、いくら探しても彼女に会う事は叶わない。 そんな時一人の少女と一人の少年に出会う。 少年、霧隠 音速(ソニック)と少女 照闇 華晩が人を探している事を知り 自分も人探しをしている事から一緒に行動を共にし｢Quiêce(クワイス)｣ という組織を作り上げる。 普段は礼儀正しい女性。 だが異常に気に入られたり杏珠が発狂すると…… 街ですれ違った女性の手が綺麗のを見て 使用人ということも知りターゲットとなる ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ [呪文] ⚪︎ヴールの印 手の動作である<ヴールの印>はクトゥルフ神話の呪文をかける為の助けとなる この印を使う者はコストとして1MPと1正気度ポイントが必要である。 手の動作は2、3秒しかかからないものだが、クトゥルフ神話の呪文の成功率を5%高くする力がある。 また、場合によっては見えないものを見えるようにする力もある 文献でこの印の使い方が描写されたことは１度もない ⚪︎萎縮 パワフルな攻撃の呪文。 この呪いをかけるためには好きなだけのMPとその半分の値の正気度ポイント(端数切り上げ)をコストにしなければならず、詠唱のために2ラウンドの時間を必要とする。 呪文に成功するためには、呪文の使い手は対抗表に従って自分の残っているMPと対象のMPを競わせて勝たなければならない。 成功すれば対象は破壊され黒焦げになる。 呪文に投入した1MPにつき、対象の耐久力が1ポイント失われる。

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