タグ： エールの本棚 BBDX

「姉さん。今日もお手柄だね。でも僕は心配だなぁ。姉さんはいつも無茶するんだから…。おっと、笑顔、笑顔…よし！バッチリだ。さて、まともに踊れぬお尋ね者はこれにて閉幕さ... じゃあそろそろ帰ろうか。早く現れないかなぁ？【蒼の魔道書】。俺にもっと力があれば…… 『姉さんを救えるんだ。だから俺は笑って迎えるよ。もう誰も必要ない。ほっといてくれ。俺は一人ぼっちじゃないから。俺はここにいるから』 機神ニルヴァーナもとい、姉「エイダ」と共に行動する。フリーランスの傭兵であり、[咎追い｝と呼ばれている。姉エイダを人形となっているニルヴァーナから元に戻すため、【蒼の魔道書】を追っている。 彼は常に笑顔を振りまく。それが日常でも、戦場でも、誰であろうと決して笑顔の裏の表情を見せたりはしない。しかし、精神を大きく揺さぶられたり、笑顔の裏を見られるとその表情は歪んでしまう。無論、そんなことは許されない。そんな顔を姉さんに見せるわけにはいかないのだから。 彼は人形師である親父を夢見て、自分もいつかは親父の作品を超えることを目標に自身も人形師として励んでいた。あの日までは… しかし、彼が復讐するための力もあるわけがなく、数回の任務で重症を追うことなる。忌すべき人形師を殺すために人形師の力を頼らざるを得ないという皮肉な巡り合わせある。その力を使い、自分の身体を一部繕った。それから彼が負けることはなくなった。 極稀に感情が極限まで高ぶった時、左目が赤く輝くことがあるようだ。しかし、その詳細は謎に包まれている。 彼の主力武装はシザーアンカーとパイルバンカーであるが理由は一つ。今まで作っていたのは父と共に語り、男のロマンだったから。 【青の魔道書】を手に入れたところで彼に救いはあるのだろうか？余りある大きな力を纏い、復讐の炎によって生まれたとしたら…彼の思考にそんなものなどない。全ては笑顔という名の仮面を被っているのだから。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ