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「合気道って知ってるか？　相手の力を利用して闘う、省エネな格闘術のことだぜ。」 統制機構カグツチ支部の第一師団所属する衛士の一人。武器は持たず素手て闘う。しかし、彼には武術という武器がある。 合気道と呼ばれる武術を駆使して、敵の攻撃を受け流すことを得意としている。むしろ、受け流すことしかできない。 ウデマエは天下一品で、右に並ぶモノなどいない。 合気道の修行中に、オーヴァードへ覚醒。彼に覚醒の自覚はなく、覚醒した際のことなど忘れたらしい。 彼は強気に振る舞い、態度も大きいが、本当は相当な臆病ものである。つまり、チキンでビビリである。 合気道の修行を始めたのも、死という恐怖から逃れるためである。 「死にたくない・・・死にたくない・・・」 という彼の強い思いが、合気道の才能を開花させ、いつしか達人へと成長していた。 達人になってからも、根っこの部分は変わっていないので、死に対して圧倒的な恐怖心を抱いている。 しかし、そんな彼にも護りたいものがあるようだ。その際はきっとがんばるでしょう。 （どうせ同期の親友である、ツバキやマコトのことだろうが。）

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