タグ： しなの ともき

少し裕福な家庭の高校生。 同級生の後藤宗太郎らと共にバンドを組んでいる。担当は曲作りとサブギターなのだが、ボーカル兼ギターの宗太郎があまり弾けないため、実質彼がギター担当である。昔から音楽が好きで、ギター以外にもそれなりに色々演奏することが出来る。弾くのも聞くのも歌うのも好き。 バンドの機材管理なども彼が担当しており、ある程度の修理もできる。 学校の成績もそれなりに優秀で、甘え上手で器用なところから人に好かれやすい。加えて顔もいいのでそれなりにモテる。が、本人はそれとなく付き合っては別れを繰り返しており、本気の恋とはなんだろうかと悩むお年頃。自分から振る場合もあれば、恋人になってもあまり友人と変わらない関係に苛立ちを覚えた女の子に振られることもある。 基本的に割と人とはつかず離れずな距離を取りがちで、一番心が安らぐ時は音楽と向き合っている時と妹と過ごす時間。年の離れた幼い妹が可愛くて仕方ないシスコンでもある。同年代に比べたら少し多めなお小遣いとバイト賃はCDや楽器にももちろん注ぎ込まれるが、妹とのデート代にも消費されている。 父親は開業医で、朗らかな性格から関係性は悪くないのだが、友樹が一方的になにか引っかかるものを感じてしまい最近交わす口数が減ってしまった。思春期独特のものなのだが、彼がまだ気づくことはない。それでも医療に従事する父の背中を見て育ってきているので、憧れと言いようのない嫉妬のようなものは感じている様子。手が空いている日は積極的に病院を手伝っているため、多少の心得は叩き込まれている。

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