タグ： 百鬼夜行

黒猫がレネゲイドに感染したためにレネゲイドビーイングになった存在。 実年齢は不明だが、黒船を見ただの吉原にいただの川中島の合戦を見ただのと話していることがある。 愛煙家にして酒豪で、煙管派。 といっても最近は期せずして学生に紛れることになったので、お預けである。 一応はUGNのイリーガルとして登録しているが、火の粉を振り払うつもりしかない。 ある時ふと学生になろうと思い立ってUGNに掛け合い、無駄な行動力によって学生の身分を手に入れた。 学園の暗部とか不良とかと繋がりがあるとかないとか、親衛隊がいるとかいないとか言われてる。 「“赤猫”って、アタシ別に火事を起こす妖怪じゃないっての」とコードネームをあまりよく思ってない。 もう二度と、太陽の元を歩けないような罪を犯したことがある……とも言っているが、真偽を語ることはない。 本来は火車という、「悪人の死体をうばう猫の妖怪」にして「地獄の火の車」……と人に語られた存在。 別に車にはなれないが、火を操ることはできる。 サラマンダーシンドロームではあるが、氷を操ることはできない。 かつて都築京花に感染させられた猫が、住んでいた村を戦争の敗残兵にき討ちされ、愛してくれた人々が殺され奪われるのを見て覚醒した。 その後は人を知るためというよりも、人を守るために各地を転々としながら人に紛れて暮らす。 借金のカタに売られて苦界に沈んでいたこともある。 大切な人を守りきれず亡くしたり、生きるためにたくさんの人を殺して生きていたために「自分は日の元にいてはいけない」と思うようになる。 また、自尊感情が低いため我が身を傷つけるような真似も平気でする。 人間の暮らしと営みを愛するので、日常を守るために戦って死ぬことをどこかで求めている。 責任ある立場を嫌がるのも、本当は沢山の人を背負うことなどとてもできないから。 普段はちゃんと学生服を着ていたりしているが、“赤猫”として動く時は豪華な赤い振り袖を着ている。 ある意味とても皮肉だと本人は言っているが。

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