タグ： 夜蝶夜桜

帳町を根城にしている「藤堂組」が経営しているソープで働いているソープ嬢。 常に妖艶な笑みを浮かべており、底なしの闇のような金の瞳を猫のように細めて相手を誘惑するような言動をする。 その実態は、「藤堂組」に所属する諜報員。持ち前のソラリスの能力を駆使して相手を惑わせ、夢のような幻惑やひと時を見させて敵勢力の情報を聞き出すのが彼女の仕事。 「藤堂組」の組長に絶対の忠誠を捧げており、その為なら奈落に落ちようとも構わない精神である。噂では、組長の「影の懐刀」と言われているらしいが、真実かどうかは定かではない。 彼女に親類はいない。物心ついた時にはもう帳町の路地裏で独り佇んでいた。子供が親の庇護なく生きていけるはずもなく、路地裏で敢え無く餓死しそうになっていた所、現在「藤堂組」の組長に拾われ、命を救われる。 だから彼女は、組長の為ならば"何でも"する。その命はかの方から貰った命だから。それが最大の恩返しだから。 「彩雲」という名前も、組長から与えられたものである。 攻撃方法は、ソラリスの能力で発現する無数の金色の蝶を媒介に状態異常を引き起こさせる。この金色の蝶がアヴァターと思われているが、実は違う。 この蝶は、ソラリスの能力で発現しているだけで、アヴァターは彼女の影の中に潜む巨大な"何か"である。それがどんな姿をしているかは、見る者様々らしく、同じ姿をしていない。だが、みな一様に「恐ろしいもの」であることは一致している。 コードネームの"スカサハ"は『影の人』という意味で、彼女が影から現れ影に消えていく姿から名付けられた。 このように普段は異常状態を引き起こし敵を錯乱させることが得意なのだが、今回は何故か味方の支援、特に回復に特化させている。何が目的かは、いつもの妖艶な笑みの裏に隠れている。

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