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日本生まれフランス育ちの刑事。フランス名「アンリ=クリストフ･マルシャル(Henri=Christophe Martial)」。 "丸沙 クリストフ 杏理"という当て字の和名は、幼いころに通っていた小学校の先生たちが考えてくれた名前であり、いつか日本にやってきた時にはもう一度使おうと非常に愛着を持っていたものである。 体格が非常によく、それに裏打ちされたたぐいまれな膂力を誇る。瞬発力だけでなく持続力にも長けたフィジカル強者である分素早さには劣り、対テロ戦闘や戦争経験による傷から容貌は厳めしく、相対した相手を一瞬身構えさせるほどである。 一方で性格は理性的であり、非常に親しみやすい。紳士的ともいえるほど穏やかで、趣味は音楽鑑賞と散歩。好きな食べ物は牛肉と軽くゆでたキャベツ。 父も自身と同じく警察官で、現在はフランス国家警察の警視長を務める。若いころは国際刑事警察機構(通称:ICPO)にも在籍し、日本を拠点としてアジアの旧フランス植民地圏の警察指導を行っていたところ、フランス人のデザイナーだった母と出会い結婚。そして日本で生まれたのがアンリ=クリストフである。 その後小学校を卒業する12歳までは日本で育ったため、日本に対しての思い入れはかなり強く「もう一つの心の故郷」と公言してはばからない。なおフランス帰国後の住まいは"おフランス"とは程遠い下町であり、日本語はともかくフランス語で話すときは非常に砕けたざっくばらんな言葉遣いをする。 日本語の能力はそれなりに高く、リスニングに難はない。ただし公人としての丁寧な話し方の時は、やや日本語の文法や使い方を間違える時がある。 フランスに帰国後、ハイスクールを卒業して父のような警察官を志すも国家警察のキャリア試験にパスできず、代わりにたぐいまれな体格を見込まれて国家憲兵隊への入隊試験を受ける。これに合格するとめきめきと頭角を現し、国家憲兵隊治安介入部隊(通称:GIGN)へと入隊。様々な凶悪事件やテロ事件の解決に大きく寄与する。また軍の作戦に参加したこともあり、アフガニスタンにおける『不朽の自由作戦』にも従軍している。 その戦闘スタイルは特殊部隊員とは思えない大胆にして不敵、さらに言えば時代錯誤も甚だしいもので、防弾シールドと大型のスレッジハンマーを持って真っ先に突入する様と誕生月から『Bélier(ベリエ/"破城槌"あるいは"牡羊座"の意味)』のあだ名で呼ばれる。さらに格闘術にも長け、近距離白兵戦のスペシャリストとして名を馳せた一方で、ライフルの腕前は全く上達しなかったため特殊部隊員とは思えないほど射撃は一般レベルでしかない。 本人の強い希望から三年前にGIGNを名誉除隊し、国家憲兵総局の作戦役務局へと転属。父のようにICPOへの道も存在していたがキャリア組でないことからこれを固辞。国際協力準局所属の刑事としてアジア圏の情報収集と日本の警察機構との橋渡し役を期待された事もあり警視庁の客員捜査官として日本に着任する。 以後、警視相当待遇で様々な捜査に協力しているほか、積極的に捜査ネットワークを構築している。 【参加シナリオ】 《謎のオレサマン》SAN+7　ライフル+3 御子柴 正美、熊楠 旭、雪宮 刹那、黒桐 輝義と交友を得る。 《キラメキスムージー》SAN+3 藤堂悟空、四辻摩耶と交友を得る。

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