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自称皆の味方の少女。物心ついた時には山奥の小屋に居た。不気味に思った親に山奥に捨てられたのだ。 そこから5年程は、孤独と戦いながら何時か誰かが迎えに来てくれると信じ、山菜等で命を繋いできた。 しかし、その年・・・もう、無理だと・・・自分は捨てられたのだと、要らない存在なのだと・・・そう思いもうどうでも良いや・・・という気持ちで山を降り、麓の廃工場に行ったのが運の尽きなのか、幸運だったのか・・・ そこではジャームとUGNイリーガルである女性が戦っていた。不幸な事にジャームがこちらを向く形で。当然理性無きモノがその様な無防備な少女を見逃す筈もなく当然の事の様に襲い掛かって来る。確実に死んだ・・・そう思った・・・が、次の瞬間振り掛かったのは刃ではなく、温かい液体・・・血だった。そう、自分の目の前には先程ジャームと戦っていた女性が覆い被さっていた。 明らかに致命傷だった。しかし女性は顔を苦痛に歪ませながらも、目の前の異形に立ち向かって行った。その時彼女はその背に「生きたい、助けて欲しい」と願ってしまった。そうして望まれるままに女性は異形に打ち勝った・・・が、その体は末端から砂に変わっていっていた。 彼女は「無事で良かった・・・」と笑顔でいうと一輪の花を遺し消え去った。そして彼女がその花を手に取ると、一本の剣が生まれた・・・遺産「祈りの造花」に選ばれたのだ・・・それと同時に遺産に込められた古代種の影響も受ける事になった。 それを契機に彼女は完全な覚醒を果たした・・・それと同時、「自分は彼女を求めた。見ず知らずの彼女を・・・それはつまり誰かを助ければ私も求めて貰える・・・存在して良い」という思考に取り憑かれる事となる。 それ以降の彼女は助けを呼ぶ声あらばそこへ向かい、自分の身を一切顧みる事無く、血にまみれ様と、死の淵に立とうとも一切気にすることなく誰かを助ける為に活動する。 その先に死しか待っていないとしても・・・ 性格は温厚で人前では基本笑顔で居る。頼まれた事は基本なんでも断らないが、内容次第で優先順位が変わる事も。 誰かに求められたい、認められ愛されたいと願ってはいるが、自分がそんな存在でないと思っている為好意を向けられても気付かない所か、体を求められていると感じる程鈍い。 一人称は私。設定上両親の苗字がある為記載されているが本人は亜衣という名前しか知らない。 敵対者にも対話を求めようとはするが、断られるとすぐさま剣を生み出し斬り掛かる。 戦闘スタイルは剣を生み出して斬り掛かる単純なモノ。我流の為技量が高い訳ではないが地味に厄介である

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