タグ： 影取り かつら祭

　心理学専攻の大学二年生。笑みを浮かべた白い仮面と白衣が普段着。普通に不審者。 　気になったもの内侍気に入ったものにはとことん執着し、またその対象が人や動物であればどんな反応でも楽しんで観察する少々狂気 的な性格を持つが、常にそれが表れることはあまりなく、大体の事に対して基本冷静に対応する落ち着いた一面がある。 　幼い頃、その異常ともいえる執着性を気味悪がった両親から虐待を受け、痕の残る深い傷を顔に負っている。それはコンプレックスと なっているというほどでもないのだがが他人に見せることが癪なため常に仮面を着けている。　 　 　心理学には高校から興味を持ち、書店にて関連した資料や論文集などを大量に買い漁ったり専攻者の知り合いを呼び出して勉強法や内 容を強制的に教えさせたりして学習に没頭していた。 　独学ではあったが大学入学前の猛勉強に加え、その後も心理学に対する関心意欲は失わなれずに驚異的な熱中度で勉強を続けている。 そのため下手をすれば教授一歩手前レベルの知識を持っているが、論文などの作成やプレゼンテーションはあまり得意ではないため、成 績的は辛うじて上位という程。しかし本人からすれば好きでやっていることでその手の評価などは特に気にしていない。というより、元 より成績のことなど彼の頭の中に入っていない。　 　趣味はオカルトでこれも彼の性格上、情報収集や専門用語についての勉強など、その分野のありとあらゆるものに熱中しており、国内 のミステリースポットやＵＭＡ目撃地帯には大体訪れて独自調査もしている。だが、これまで一度も実物には出会えていない。 　住居はアパートの一室を借りており、部屋の中はフィギュアなどのオカルトグッズで埋め尽くされ、本棚もその手の雑誌や各宗教の経 典が6割を占めている。残り4割は買い漁った心理学系資料の一部で、残りは段ボールの中に大量に積まれている。 　 　現在の夢は海外旅行でミステリースポット巡り。ちなみに今も昔も友人は一人としていない。 　 　

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