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八神 早苗(ヤガミ サナエ) 26歳 お弁当屋さん(るるぶスポーツ選手ベース) 元々は由緒正しい華道の家元に産まれたが、所作や仕来り等の厳しすぎる躾や、家からの圧力、不自由な生活に中学二年生の夏に家を飛び出す。 友人の家を転々とすると家に捕まるため、単身全く見知らぬ土地に出て、自分を拾ってくれた男と2人で生活をはじめた。 ただ、その男は所謂不良というやつで、その男について行った先で八神は喧嘩の才能を発揮。 周囲のヤンキーを下しまくり女番長として名を馳せた、学校に通っていたら高校一年生になっていたであろうその年の冬、男の子どもを妊娠する。男は八神の妊娠がわかった途端に蒸発。 今更自分から家にも帰れず、16歳にして子どもを身ごもってしまった八神はとうとう警察に保護される。 警察を通じて八神の妊娠がわかった八神の家族は無理矢理にでも子どもを下ろさせようと、家からの勘当か子どもかの選択を迫るがどうしても子どもを下ろしたくなかった八神は家から勘当される。 金も無く家も無く若い身空で子を身ごもった八神は、とりあえず働こうと仕事を探し、やっとひとりのおばあちゃんにハウスキーパーとして住み込みで雇われる。 その一人暮らしのおばあちゃんは八神に親身になってくれ、まるで娘のように接してくれたが、お腹が大きくなってきた頃、ただのハウスキーパーだった八神に、しばらくは働かなくても生きていける程度の貯金とその小さな家を預けると遺言を残し、天国へと旅立ってしまった。 たったひとり優しくしてくれたおばあちゃんの恩に報いるため、現在は子どもを産んだ後その家でお弁当屋さんを開きちゃんと免許をとったバイクで1人で住んでるおじいちゃんおばあちゃんに弁当を届けるついでに様子を見たりお話ししたりして家計を支える。おばあちゃんのお金は娘に残すためなるべく手をつけず、忙しく働きながら一人娘を溺愛して育てる。 過去には色々あったが今は豪快で気のいいヤンママ。苗字で呼ばれるのは苦手なため、誰に対しても「アタシのことはさっちゃんって呼びな！」と言っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 娘:八神 桃姫(ヤガミ トウキ) 小学五年生 11歳 見た目は母の趣味で派手だが、根は真面目で優しく引っ込み思案。お母さんが苦労していることは知ってるのでわがままは言わないがまだまだ甘えたがりの年頃。母からはたくさん本を読むように言われてるので、周りよりちょっと大人びた言葉遣いをする。 母のことは好きなのだが、唯一派手な名前がちょっと苦手なので母には言わないが周りの友達には「モモコって呼んで」と言っている。 (名前の由来は桃太郎のように強い女になれ！) 母のことは「さっちゃん」と呼び、母からは「姫/姫ちゃん」と呼ばれている。

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