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[NPC] ・刑事事件専門の弁護士 ・目が悪いので、メガネを着用している（目つぶし対策） ・おばさんだけども、リゾート気分で少しおしゃれを頑張ってみたような格好。 ・服装はジャケットに、おしゃれ手袋に、ワンピース。（爪の＜灰色の粘着質＞隠し/ショゴス支配用アイテム） 普段いつもスーツなので、上着がないと落ち着かないってことで、精いっぱいの浮かれファッション。 ・少し大振りなイヤリングとか、胸元に宝石のついたペンダントを下げてたり。 あと細身の腕時計。ペンダントは母から貰ったプレゼント。 （各種呪文用、魔力保存装置/呪文を使う際必ず触る/『朝露石』） ・革のカバンに着替えやら水着やら色々。…いざという時のために仕事用ノートPCも入っている。 ・紅茶が好き（精神分析用/RPでさらっと） ・典型的な仕事人間で、趣味といえば時折仕事帰りに行く舞台観劇や、たまの旅行ぐらいのものだった。 そんな折、事務所で使用している文具メーカーの抽選に、所員みんなで抽選したら自分が当選。 はじめは譲ろうとしたが、同僚が「働きづめで顔が疲れてる。たまにはリフレッシュしてこい」と 仕事を調整してくれたので、好意に甘えて今回のツアーに参加することにした。 旅行は本当に久しぶりなので楽しみにしている。 ・明るく人懐っこい性格。人とおしゃべりするのが好き（NPC対応用）。 ・舞台演劇鑑賞が趣味のせいか、たのしくなるとつい鼻歌を口ずさんでしまう（『天候を変える』呪文用）。 ・実家は田舎だが、自分は今は一人暮らししつつ東京で働いている。 自然に飢えている（はじめテンション高めの理由づけ）。 ※５年前に子供を死産している。 遅くに授かった子供。しかし進行中の案件もあったため、安定期に入ってから仕事に復帰していた。 しばらくは問題なかったのだが、いくつか重い案件をこなすうち、体調が芳しくなくなってきた。 職場の後押しもあり、溜まりに溜まった有給を使い長期休暇を取得。 ストレスを減らし、体調回復につとめることにした。 そのことを母に話したところ、「自分の世話をするのも大変だろうから、一度実家に戻ってきてはどうか？ 旅行がてら、旦那さんと一緒にくるといい。長らく帰ってきてないのだから、気分転換にもなるだろうし、 私もサポートしてあげられるから、安心だ」と誘いを受ける。 実家は田舎だ。戻るまでにバスでの移動もある。長距離移動には少し不安があるが、旦那も乗り気だ。 「自分も仕事が忙しいから、お義母さんがいてくれるなら安心だ」と。 確かにそうだ。田舎とはいえ、そう遠くないところに婦人科の病院もある（母が世話になった病院だ）。 移動には旦那もついているし、安定期にも入っている。体調の回復をまって実家に戻ることにした。 妊娠する前は、よく旅行にも行っていた。久々の遠出が楽しみになった。 しかしその移動中、実家への田舎道を走るバスが事故にあった。 旦那は助けようとしてくれたが、他に何人か乗っていた乗客、運転手は助けようとはしなかった。 バスが火で包まれそうになっていたため、我先にと逃げ出した。 身重の自分、足もくじいた。旦那も傷だらけで力が中々入らず、ひしゃげた車内を脱出できたのは奇跡だった。 煙を吸い、気を失った自分が目を覚ました時、医師から「常位胎盤早期剥離からの死産」と伝えられた。 子供が死んだ。 自分は助かった。 旦那は今にも死にそうな顔をしている。 母は狂ったように泣き叫んでいた。 医師から、二度と妊娠はできないだろうことも伝えられた。 ※母は孫死産後、関係が悪化。「自分が帰ってこいなどと言わなければ」と自分を責め、精神を病んでしまった。 現在は施設に入っている。 ※旦那はしばらくして姿を消した。離婚届けが提出できないので、現在も籍は入ったままだ。 おそらく彼も、「自分があの時賛成しなければ」と自分を責めているのだろう。 時折、絵葉書と多額の入金がある。葉書には入金の知らせ以外なにも書かれていないが、きっと彼だろう。 ※体調回復後、東京に戻ることにした。職場には死産したことだけを伝え、詳細は伏せた。 職場復帰して無気力に過ごしていた。 ※３年前に親族から島の所有権を相続した。本来母に行くはずだったものだが、あんな状態なので 代わりに自分が引き継ぐことになった。 あの事件以来、長距離移動がひどく恐ろしく、旅行にも全く行かなくなっていた。 相続した島の視察も行きたくなかったが、他に人間が居なかった。 精神安定剤を飲み込み、しょうがなく島に向かった。 そこで偶然『くびりまでうり』と『灰色の粘着質』を手に入れ、願いを叶えるための呪文を知った。 これであの子が戻ってくる。私が殺してしまったあの子が戻ってくる。 そう思った途端、あれから乾ききっていた自分の世界が色づきだした。 ※イゴローナクの召喚を決意。文具メーカーのアンケート名簿を偶然手に入れたため、 そこからランダムに生贄を選ぶことにした。 他人の命なんてどうでもいい。あの時誰も助けてはくれなかった。 自分の命もいらない。あの子を産みだしてあげることも出来なかった出来損ないだ。 ※島で見つけた『朝露石』はペンダントに加工した。これでいつでも肌身離さず身につけていられる。 ※計画を立て、準備をすすめた。島にも何度も行かねばならなかったが、職場の人間には 休むことを止められはしなかった。むしろ歓迎された。 時期を見定め、館を整え、詩を書き、部屋に飾った。 砂糖人形を造り、使用人を雇った。 詩は、自分の好きな歌劇の歌詞をモチーフに考えた。 生まれてくるあの子は甘いものは好きかしら。そんなことを考えながら砂糖人形を作った。 この砂糖人形がすべて溶けたら、あの子が生まれてくる。生まれてくる。 私の腸を裂いて、生まれてくる。 名前は、前にあの人と考えた名前のままがいい。 あの名前なら、きっとあの人が気付いてくれる。あの子を一人にはしないだろう。 子供には大人の庇護が必要だ。 心配することは何もない。自分はただ願うだけでいい。 「あの子をこの世に」

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