タグ： 真川 断章CoC

一人称：わたし　二人称：君　文字色： FLG(3D6)=13/正気度-13 断章名=水銀のアニムス　タイミング=任意　対象=液体すべて/不問/視認できる範囲 効果=自らの首を絞めることで発生。見える範囲にある(存在を視覚で確認できる)液体を数を問わず任意に選び、強酸に変える。 　　 首を絞め続ける(維持し続ける)間、酸に触れた者は固定値3の酸ダメージを受ける。このダメージは物理ダメージではない。術者は1R毎に断章制御ロール、維持の間は移動・回避しかできない。 　　 断章により発生した酸は首を解放してから3R目突入までに徐々に銀へと変質し、固まる。 ｎスケール=夕闇程度の明るさの場所での使用が５。昼間程度の明るい場所で＋１、夜間程度の暗い場所で－１。 コスト=発動:正気度-1　維持:1R毎に断章制御ロール(KP裁量にて負荷増減) WE=自らの体液が非常に濃い酸に変わり、全身が溶け崩れる。溶けた術者の体液に触れた者に1d20の酸ダメージを与える。 断章詩=〈わたしの水はあなたの渇きを癒せるかしら〉 判定の流れ=投擲判定→投擲ダメージロール1d4→断章発動ロール→断章制御ロール→酸ダメージ固定値3→次R以降も維持するなら断章制御ロール→酸ダメージ固定値3 騎士団技能P=150p/正気度-3 胸元の大きく開いた黒のカットソーとスラックスを着用。艶のない黒髪を短くしている。仕事と泡禍関連以外では大変大雑把で、女性的な部分はあまり見えない。 衣装は細長い灰色のマフラー。それを両手で引き絞り、首を圧迫することで断章が発生する。 泡禍の情報集めも兼ねての探偵職で、目聡く耳聡いが他人の心境を察することは得意でない。荒事はあまりしない(苦手とは言ってない) 騎士として前線に出ることは少なく、主に裏方のフォローをしている。騎士団の仕事の際はミネラルウォーターのペットボトルを数本持ち歩く。 高校時代、ソフトボール部の練習後に母校の水道から出る水が酸になる泡禍に出会っている。 同じ部だった親友は喉の渇きを潤そうとそれを飲んだ。喉が焼け、まるで自ら首を絞めるように苦しみ死んでいく姿を目の前で見ており、それからというもの流れ出る水道水に触れることができない。酸に触れて死んだ者の体液は銀へと変質し、親友は顔の穴という穴から体液を垂れ流して、苦悶の表情のまま銀でコーティングされた。 惨劇のあと朧に一旦保護され、カウンセリングの間に保持者と発覚。それから騎士団との交流を持つようになる。 水道を使えないため、食事関連は外食:コンビニ食:炎都の手料理＝１:１:８の割合でロッジの世話に。それ以外の家事は困らない程度にできるので、一人暮らしも何とかなっている。ただし雑。もっぱら風呂派(溜まった水は平気) 【紅葉狩り】 とあるロッジからの救援を受け、ゆたか率いる騎士団三人は秋の紅葉が美しい街に行く。たまたま慰安旅行に来ていた朽名を巻き込み、変死体について調べ始めた。黒い影、残された紅葉、枯れた死体。 潜有者はおとなしい女子高校生だった。何もかも後手になり、少女は異形に飲み込まれ始める。泡禍による被害を食い止めるため、ゆたかはその刃を振った。少女の幼馴染である少年の目の前で。 泡禍による一連の事件はこれで終わった。何も救えずに。内心で犀は歯噛みしたが、仕方のないことだともわかっている。 【オオカミ少年】 ロッジからの依頼により、扇町という町に来た四人。騎士団関係者の六条が言うには、泡禍の関係者に見える花が町の全員に見えているらしい。妹の伊織にも見えているという。 泡禍の気配を感知し現場に直行する途中、二人の男子高校生、篠原と英に会った。現場では顔を獣に食われたような死体があった。その日の夜、またも気配を感知し探すと、今度は六条が顔を食われていた。助け出すも筆談でしか会話できなくなる。 オオカミ少年は英だった。そして犀たちもオオカミ少年だ。オオカミ少年に振り回された村人は篠原で、潜有者だった。発狂した篠原に攻撃された炎都を見て暴走した涼は、篠原を殴った。彼が死んでオオカミは消えた。村人だけを犠牲にして、この泡禍は収束した。

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