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日本とアメリカのハーフで、このご時世には珍しくミドルネームが名前にある。小さな診療所の院長を努めている。 ハーフということもあり、日本在住だが英語も問題なく話せ、大型病院のカウンセラーであるイタリア出身のミカエラの通訳も務めている。 隠れた本性があり、よく人から逃げていた。その本性とは…リアル狂人だということ。 現在の職業でもある内科医に就いたのにも理由として、この本性が関わる。 涼太は幼い頃から生物に関して強く興味を持っており、何度か動物の死骸の解剖を試みたことがある。上手く出来ずに失敗に終わっていた。 綺麗に解剖という名の解体に成功してしまったことがあり、それは中学2年の時のこと。飼っていた大型犬が死んだ時だった。一度は供養のためと両親と共に庭に埋めたのだが、翌日の夜にこっそり掘り返し、秘密基地的な個室へと持ち運んだ。 その時に見た綺麗な臓器や血液が忘れられずに、死骸の解剖を繰り返すようになった。当時はまだ人には手を出していなかったが、いつしか人の”中身”を見てみたいと思うようになり、合法で＜解剖できる職業＞や＜人の中身を見れる職業＞に就こうと考えた。 それらがあり、現在に至る。ちなみに隠す気はなく、解剖したものは元に戻し、縫合し埋めた。バレた時は言い訳をするが、めんどくさい時は逃げた。 腕は良く、医療ミスと呼ばれるものは一度もしたことがない。解剖のための死骸づくりはしたことがなく、するつもりもない。 日常的に持ち歩いてるもの↓ 替えの白衣を含めた着替え、医療セット（メス*2、針、糸など）、筆記用具、軽食（一口サイズのパンが複数個入った袋） 財布、スマホ、ソーイングセット（小さい鋏、包帯、絆創膏）、小袋*3（エチケット袋の代用や小動物の死骸入れたり…） サバイバルナイフ（解体とかに使う） 以上を基本的には医者の使う鞄に入れている。 医療セット、小袋*3、筆記用具、財布、スマホ、ソーイングセット、サバイバルナイフはウエストポーチや小さめのリュックに入れてる時もある。

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