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「戦闘プロトコル起動。【get ready for [α-mode]】《COMPLATE》」「お前が気に入らない。理由はそれだけで十分だ。」 「腕は大切だ。繋がりを失うのは怖い。だから決してその腕を離しはしない。」 幼少のころ、両親の忘れ物の資料を届けに研究所に入ったことがあり、そこで実験体のTYPEシリーズを目にすることとなる。咄嗟に隠れ,その場をやりすごした。しかし、外部から突如爆発に巻き込まれてしまう。吹き飛ばされたと同時に激しい痛みと腕が動かない感覚があったことだけ覚えている。その後の記憶が無いが右腕が自分の肌に比べて色が違う。それ以来、右腕が動くか確かめるように無意識に右手を握る癖がある。 トラウマとして自分の腕が傷つくもしくは損失ことやTEPE-αの腕を狙ってくる対象に対して攻撃的な態度をとることがある。 覚醒してからは首輪をつけた白いもふもふが見えるようになった。もふもふは右腕のαの残留思念らしい。どうやら名前を思い出せないらしい。そして普段は周りには見えない。見える対象は黒野、ウロボロスシンドローム所持者。TYPE-シリーズ。賢者の石所持者。オモイデ様。同じ様な妖精さんである。 もふもふの特徴として黒野からある程度の範囲をふよふよしている。周りから見えないため、女性の下着を覗く変態である。ズボンでなければもふもふが下着の色を口出してしまう。なので黒野は反射的にパンツの色を口に出してしまう。そのせいで周りからすけこまし扱いされることもあるとか。 TYPE-α TYPEシリーズの中の始まりを意味するために作られた存在。TYPEシリーズのプロトタイプとして要求水準の多くを満たしている。 しかし、被検体の思考回路に一部損傷が見られる。この個体は身体能力の実験データ採取として登録へ、移送することとなった。以上。報告終わり。

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