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市立の病院でメンタルセラピストとして働く。 患者に対しては敬語を使いしっかりと接する。 しかし患者の前以外では違い、だいぶ性格が悪い。 いたずら好きでよく人を小馬鹿にする。 初対面の人に対しては表向きはとてもいい人に見られるようにしているが結構おちょくる。 名前をいじってきた人に対しては普通に比べてひどい。 基本的に上っ面が良いだけだと思われているが、患者には本気で接している。 患者の前にいる彼には裏の顔などない。 幼い時に母親がうつ病になり、心を病んだ。 今まで明るかった母親がいきなり暗くなってしまった事には驚いたが、どうにか母親に笑顔を戻そうと頑張った。 本もたくさん読んだし、心のケアに関してもたくさん調べた。 前よりもずっと母親と一緒にいたし、家事も頑張った。 それでも母親に笑顔が戻ることはなく、母親は自殺した。 未祐は母親に笑顔を戻せなかったことをひどく後悔する。 母親がうつ病になってしまった原因を見つけようと家中を探し回ると、母親の日記を見つけた。 中身は毎日のご飯の記録、その日も出来事、未祐のことなどいろいろなことが書かれていた。 とても平和な日記だった。が、 日が進むと共にだんだんと原因が見えてきた。 或る日突然父親が母親に暴力をふるったこと、父親が母親に脅しをかけてきたこと、自分が犠牲にならなければ未祐にも危険が迫ること。 それらから未祐は母親がうつ病になった原因は父親にあったことを理解する。 大好きな母親を傷つけた父親を恨んだ未祐は日記を持ち、母親方の祖父母の家に出て行った。 祖父母に日記のことを話すと祖父母はすぐに警察に通報を入れた。 警察から事情聴取を受けた父親は自白し、刑務所に入れられた。 未祐は少しでも母親のように笑顔を無くしてしまった人たちを救おうとメンタルセラピストを目指す。 母親に笑顔を取り戻せなかった分少しでも救おうと熱心に勉強し、見事メンタルセラピストになれた。 それからは患者には真剣に向き合い、仕事をしている。 母親にもらった名前を大切にして。 ◎家族構成 　・父親(ドイツ人)(縁を切っている) 　・母親(自殺) ◎特徴表 　・眼鏡を掛けている(探索者は常時眼鏡を必要とする。眼鏡を失えば、視覚に関連する技能はキーパーの判断で20%減少することがある。) ◎クリアシナリオ 　・悠久のフィーアデー

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