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・使用ルールブック クトゥルフ神話TRPG、クトゥルフ2010、クトゥルフ2015 ・職業 バーチャルユーチューバー(ネットタレントベース)：MMDモデルなどを利用し、架空のキャラクターの容姿で動画を配信するユーチューバーの亜種。バーチャルユーチューバーという単語は2016年10月にキズナアイが「世界初のバーチャルユーチューバー」と自身を称した事で誕生している。一般的な動画配信者と基本的にする事は同じなので、クトゥルフ2015のネットタレントとして扱う。（技能ポイントはEDU×10+DEX×10） ・年収 900万。恐らくかなりの再生数を誇り、安定した収入を得られている。動画は伸びに伸び、ファンもかなり多い。バーチャルユーチューバーとしてゲーム実況などをするばかりでなく、歌い手として活動し、CDも売り出し、CMなどにもねるぎがんととして出演するため、年収がえぐい事になっている。しかしどれみ自身がそこまで裕福な生活を望んでいる訳ではないので、殆どは貯金である。 ・職業特記 CONに+1。ネット上の噂話に関する図書館技能に+10％のボーナス。 ・特徴 方向音痴：ナビゲートの初期値は1％となる。加えて、経験ロールで成長させる事はできない。 影が薄い：生まれつき目立たない。忍び歩き及び隠れるの技能に+20％。 ・経験シナリオ アンテモイ、お前んちアダムスキー型？、Oh My Buddy!!、シャンハトピア ・ぎがんとリュック どれみがいつも背負っているリュックサック。物入れであり、自然なねるぎがんとの宣伝であり、いざという時の秘密兵器でもある。見てくれはねるぎがんとを模したぬいぐるみのようなリュックなのだが、実は中に伸縮する物干し竿を利用して作ったスティックが収納されている。リュックの下部にあるチャックを開けると、中から物干し竿が伸びるようになっており、ぬいぐるみをハンマーのような武器として振るえるようになる。ただし、所詮はぬいぐるみ。人を殴っても全然痛くない。リュックの中に重いものとか詰めたら話は別かもしれないが…。 ・略歴 「こんチャチャー。ボクちゃんの名前はねるぎがんとだゾー！この動画、面白いと思ったそこのキミぃ～！チャンネル登録、よろしくだゾ～！」 と、今日もYoutubeには新たな動画がアップロードされる。動画投稿者の名は「ねるぎがんと」。デフォルメされたデカイのか小さいのかよく分からないバクの背中にネギが刺さっているという珍妙かつシュールなキャラクターである。彼(彼女？)こそは、新たな時代を駆け抜けるバーチャルユーチューバーねるぎがんとであり、この奇怪な生物は、惑星スリープからやってきた異星生物である。ねるぎがんとはどうやら個体名+階位(ねる+ぎがんと)らしく、彼(彼女？)に性別の概念はなく、一個体の寿命は約3万年であるという。今日も今日とてこの謎の生物は人類との戯れと称して様々な動画を上げ続けるのであった。ゲーム実況もやるし、面白い事に挑戦したりもする。人類とは比較的友好的に接し、自分を支持してくれる者に対してはこれでもかという程感謝するその姿勢からファンは多く、チャンネル登録者数が伸びに伸びているバーチャルユーチューバーの超新星。それが、惑星スリープ生物ねるぎがんとである。声は中性的だがどちらかと言うと女性なので、中の人は女性であると分析されている。また、ファンからはネギちゃんと呼ばれている。 ここまでが、バーチャルユーチューバーねるぎがんとのお話である。当然ながらこの珍妙な生物にも中の人は居る訳で、それがこの人物…麦野七音という女性である。彼女を知る者からはドレミちゃんと呼ばれる事が多い。ただし、本人はこのドレミちゃんと呼ばれるのが恥ずかしいので、出来る限り苗字で読んでもらうように言う。彼女はバーチャルユーチューバーという立場を殆ど他者に明かす事はないが、バレてしまうともう諦めるという潔さを持つ。普段はちょっとした事務職をしていると言って誤魔化す事が多い。加えて歌が上手いのは、ただの趣味であると誤魔化したりする。彼女がバーチャルユーチューバーを始めたのは1年前の出来事になる。最初の方は地球に来てから起こった何気ないことを呟いたりする動画だったが、ゲーム実況を始めてからは病みつきになる中毒性の高い謎実況から視聴者の間で話題となり、一気に再生数が伸び始めた。彼女はこのゲーム実況で味を占め、以降はゲーム実況を中心に動画を上げるようになった。また、同時期に始めた歌ってみたなども視聴者から絶大な人気を集めたため、ゲーム実況と並行して歌ってみたの動画も投稿するようになる。このように華やかな一面がある裏で、中の人であるどれみはその他に特筆すべき才能を持っている訳でもなく、暗い過去もなく、裕福かと言われれば貧乏であると即答する普通の女性である。生まれつき影が薄いという特徴があり、いつの間にか人の後ろに立っていて驚かれた回数は計り知れない。また、地形把握能力が著しく低く、重度の方向音痴である。ゲームでもマップを覚えるのにかなりの時間を要するし、リアルでもそれは同じである。ねるぎがんととしての彼女なら「地球の構造は複雑すぎてボクちゃんには分からないのだゾ…もっと単調にしてくれぇ…」で済むが、どれみとしての彼女だとこの特徴はかなり不便な模様。 ねるぎがんとの性格はたまに偉そうになりながらも、基本的には人類に対し友好的でノリがいい。人柄(？)もよく、誰とでもすぐに友達になれる。ただし、ネギの侮辱だけは許さないらしい。ここまではねるぎがんとの設定であり、中の人が演じているだけである。 どれみの性格は普段こそ温厚であるが、必要以上に優しくはしないし、必要以上に怒る事もないのである。物事への興味はあるのだが、それはあくまでもねるぎがんととしての彼女の話。彼女自身はそこまで色々な事に興味を示す訳でなく、普通に生きて、静かに暮らしていければ良いと思っている。彼女が何よりも優先するのは自身の平穏である。余計な事に首を突っ込めば被害を被る事は分かっているので、ねるぎがんととしての行動は最小限に留める。一番大事なのは他の誰かではなく自分の命なのだ。それが、彼女の生き方である。彼女は未だに自分にとって大切なものを見つけた事がない。何かを守りたいという気持ちを抱いたことのない彼女は、自分が平穏に暮らせればそれで良いと考えている。ねるぎがんとは彼女の仮面でしかないのだ。誰かと話す時は基本的に付かず離れずの距離を保とうとする。フランクに接しているように見えても、彼女としてはそれで相手の出方を伺っているのだ。相手との仲は良くなるのであれば流れに任せて深めようとするし、悪くなりそうならば迷うことなく切り捨てる。来る者拒まず、去る者追わずが彼女のスタイルである。 一人称は「あたしor私」。 そんな彼女であったが、友人に連れられとある場所に赴く。そこで彼女は、誰かを守ることの意味、誰かを大切にするという感情を知った。本当の仲間を作った彼女は、これからどのように生きていくのだろうか。

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