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「ごめんなさいね、私には攻撃も、あなたに力をあげることもできないわ。でもきっとあの子を、苦しまずに死なせてあげることはできる。私にできるのはそれだけよ。」 ～2年前、戦闘時に後輩へ向けた言葉より～ 　生まれた時から不幸体質を、また、オーヴァードの力を持った少女。始めは力を持っていることを知らなかった。物心がついたときに原因不明の火事にて家が全焼。彼女は無意識に能力を発動、バロールの重力操作により自らと家族は何とか助かる。が、それを見た両親は美步に対する恐怖の念により彼女は捨てられる。 　訳も分からず辺りをさまよっている彼女を現在の両親に当たる人間に保護される。その真彼らはUGNのエージェントであり、目的は年端もいかないオーヴァードである美步の監視、及び管理。ただその目的はあっても、義理の両親は大変な愛情を注いで美步を育てつつ、UGNで力の使い方を教えてくれた。 　彼女自身はというと、保護された時からUGNにて家事全般等お手伝いとして働き、また、徐々にUGNチルドレンとしての力も付けていった。その中で少しずつ、邪眼の力が目覚めていった。それと同時に彼女の不幸体質は治まっていき、邪眼にその性質が収束されていった（らしい）。 UGNに笹木美月というチルドレンの後輩がいる。彼女はとあるミッションを美步と一緒に遂行し、FHの有力エージェントを仕留めた。それからというもの笹木は美步のことを大変慕っている。 得意なことは家事全般、好きなものは和菓子。

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