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IBGM：命ばっかり(ぬゆり feat Flower･結月ゆかり) 特徴 手先が器用(2-1)…任意の<製作>1つの基本成功率が50%となる。さらに<機械修理>および<電気修理>に+10%。 基本ルルブ記載：エンジニア、エンターテイナーベース(双方の職業から４つづつ取得) 【キャラ詳細】 都内で時計の整備士を務めている青年。 元々は孤児院にいたが、幼少期に史塚の一族に引き取られ、育てられて現在に至る。 手先が器用な彼はものを解体することに特に秀でていて、解体したものを再び組み直すといったことをしながら成長していった。 そうした彼の才能を見、理解した史塚の当主は彼に「基次郎」という名を与えた。「理解ができないのならば解体し、理解してから元通りにするといい」。そう教えられ、そう催眠された彼だが、あいにくと漫画のようにうまく捻れることはなかった。 史塚の家にあった莫大な書物を読み耽った彼は、一応の倫理観を獲得する。 高いところに立った時、そこから落ちてみたくなる衝動。学校の火災報知器をうっかり押してしまいたくなる衝動。それらを理性で制しながらも、一度はそんな衝動に身を任せてしまいたい。だがそれは己の倫理に反すること。 彼は今日も、己の中の仄暗い衝動をばらしながら生きていく。 「解体しよう。そうすればきっとわかるから」 【所持AF】 AF:赤い裁ち鋏 (縁切りの神様より授かったもの。赤く鈍い光を放つ大き目の裁ち鋏。常に【刀身を清める】の効果を発揮する。どんな縁であれ、強く望むのであればこの鋏で断ち切ることができる。あなたと彼/彼女がお別れした証明。) 【シナリオ経歴】 ・自分を含めた五人でシェアハウスで同居生活を送っていた。──だけど、もう誰もいない。(密室シェアハウス) 「ちっくたっく、ちっく、たっく。ああ、俺は、僕は、ごめんなさい」 ・もしかしたら在り得たかもしれない世界でお別れの練習をした。目覚めれば、赤い裁ち鋏が。(コトワリ) 「ありがとう。さようなら」 数カ月後、自分の肉体を解体して自殺する。ロスト。 【技能について】◆…職業技能　◇…興味技能　◎…双方 ◆回避…殴られそうになったことも何度かあった。暴力反対、穏便にね？ ◇隠す…めんどうなものは隠そう。みつかってほしくないものは見えなくしよう。やっかいごとは避けたいからね。 ◆聞き耳…時計整備士だからさ、きちんと音はききわけないと。とおくの音も、くらやみの気配も、なにかの匂いも。 ◇精神分析…ちっくたっく、ちっくたっく。「俺は、僕は、何をしている？」。平静を保つために、彼には必要なものだ。 ◆目星…時計整備士だからさ、きちんとものは見わけないと。ちいさい部品も、こまかい部分も、なにもかも。 ◆機械修理…アナログの時計を修理するときはこれに限る。部品がたくさんあって、ばらしやすいしね。結構評判いいんだよ？ ◇製作(時限装置)…爆弾じゃないのかって？ やだなぁ。きちんと時計のことだってば。本当だよ、どうか信じて？ ◆電気修理…デジタルの時計を修理するときはこれに限る。デジタルもデジタルで俺は好きだし、ばらすのはたのしい。結構評判いいんだよ？ ◆言いくるめ…おやおやお客さん困りますよ。当店は時計整備の店なので、そういうものを持ってこられちゃあ。 ◇化学…学生時代からこれだけは得意だったんだ。物理学も得意だったんだけど、ちょっと忘れちゃった。 ◎心理学…倫理観はこれから学んだ。愛も情も理解できるし、やってはいけないこともわかっている。だからこそ。 (以下、KPさんが許可してくださる場合のみ使用を希望します。) ★ヒプノーシス/心理学の半分…ちっくたっく、ちっくたっく。時計の音がなっている。記憶はとおく、ぼやけていく。 【シェアハウスの理由】 単純に「自分だけでマンションなどの家賃を払うのが面倒くさかったから」。 持ち歩いている鍵については特にいうことでもないかと思ってなにも言っておらず、自分の職業や好きな食べ物など、そのへんの当たり障りのないことしかみんなには伝えていない。 といっても、それは彼らを信用していないからというわけではなく、鍵と同様に伝える必要はないだろうと思っているため。 実家である史塚の家には定期的に帰っているが、あまり長期の間開けることはない。 彼自身、あまりあらごとに積極的なタイプではないので、穏便にくらしていけたらなぁと思いつつ、人をダメにするソファに寝転がっている日々をおくっている。 【元々の名前】 『腹子孤児院』の生まれ。 生まれて間もない頃に捨てられ、孤児院では『腹子幸生(はらご ゆきお)』として育てられた。 『史塚』の家に引き取られるまでの一人称は「僕」だった。 【裏設定】 人をたくさん解体した。 大切だったともだちも解体した。 みんなみんな解体した。 だけど、何もわからなかった。

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