タグ： 琴音 NPC

　　　　　　　　　「兄様に愛されるのは私だけでいいのよ！なのに、なんで偽者のあんたが愛されるの！？」 月城優雨の妹で享年は７歳の故人。 しかし、グラーキの邪悪なる力により邪神の一柱となった。 その身に宿すのは全て、絶望と嘆きとあまりある憎悪。 それらは全て自分を元として作られた人形「月城優希」へとむけられている。 たったの７歳で「白塩化症候群」という死に到る病に罹りそしてそのまま朽ちていったはずであったが 月城家のお抱え研究員であった五十嵐玄燿とミ＝ゴの技術によってクローンを生み出された。 そのなかでも自分と同じ顔を、同じ声をしたクローン人形の失敗作を兄が愛したことを知り そのクローンへと憎悪を向けた。それが月城優希である。 　　　　　　　　「殺してでも奪い取る。だって、強欲で傲慢で、それでも許されるのが神ってもんでしょ？」 月城優希に執心する存在の中でも強大な力をもったニャルラトホテプ「中井槐」を疎ましく思う他のニャルラトホテプによって 入知恵され、月城優希を殺すためだけに力を求めた。 そして、ニャルラトホテプに対抗する術として炎の神、クトゥグァのちからを使役し存在そのものを壊そうと働いた。 しかし、その力も不完全だった上に裏で糸を引いていたニャルラトホテプによって裏切られ、存在そのものが消えかけた。 　　　　　　　　「私は、私は・・・ただ、愛されていたい。私を、忘れないでほしいだけ。」 消されかかった存在だった優恵に月城優希は共存の道を指し示した。 自分の魂の中で、ゆっくりと傷を癒すようにと。 もし、自分が暴走したときは内側から壊してくれるようにと。 お互いにそれを受け入れ、月城優希の体には２つの魂が宿ることとなった。 そして、邪神をとりこんだことにより、月城優希は人間としては生きられなくなり、「氷華結晶」という神格となった。 　　　　　　　　　　　　「本当、あんたって馬鹿よね。本当、馬鹿ばっかりよ。私の周りは。」 一度、優希の精神が封印され、神格の姿をとじられなくなったときに言った言葉である。 溶け合った魂といえど、神である力は殆どは優恵のものである。 そのため、主導権を握る優希が縛られた場合、表層に優恵が現れ動き出す。 　　　　　　　　　　　　「私はね、認めたくはないけど”お姉ちゃん”なのよ。」 呪文：月城優希がもつもの全て 特殊能力 ・断罪の黒兎 自分の肉体、および魂に危害を加えたモノ全てに対して反撃行動を一度に２回行える。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 テーマBGM（Kalafina/Magia）

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