タグ： Scirocco

平凡な家庭で平凡に生きてきた少年。ある日の夜、家族全員が殺人鬼に襲われ死亡。 家族に庇われた11歳のノアだけが一人生き残ってしまう。 事件後、半狂乱状態だった彼を引き取るような親戚はおらず、孤児院で育てられる。 最初は完全に心を閉ざしていたが、孤児院で人の優しさに触れるうち少しずつ落ち着きを取り戻していった。 しかし、唐突に訪れた喪失の恐怖だけは今でも拭い去れずにいる。 事件のトラウマで血を見るのが苦手。誰かが怪我をすると血相を変えて手当をする。 何をやらせても平均的だが、歌は得意。家族の歌っていた歌をよく歌っている。 穏やかな性格で滅多に怒ることはない。現在警察官を志して勉強中。 好きなものは歌とあたたかな日差し、苦手なものはワインと冷たい手。 一時期の激しい自傷癖は治り、その代わり表情がほぼ変化しなくなった。 神経が傷ついたのかおかしくなったのか、痛み、暑さや寒さなどにひどく鈍い。 自分の意思で歌を歌うこともなくなったが、家族に求められたときだけは歌う。 残るものはすべて、自分をまだ人につなぎとめてくれている家族のために。 《AF》 デュオニソスの腕輪 《呪文》 「夢からの退散」／夢から隔離したい対象のPOWと同じ値だけのMPのコストがかかる。3Rの詠唱が必要、射程は10m。どれほど強く夢に惹かれる者であろうが、そのものと夢のつながりを断ち、半永久的に追放する。神には効果がない。 「生けるX」／MP8と1d6のSANのコストがかかる。SANのコスト分散は不可。対象者と詠唱者がMPで対抗ロールを行い、抵抗に失敗すれば対象者は両手足を広げ、立っているような形で動けなくなる。この状態は対象者が自信のSTR以下の値を出すまで続く

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