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元厨2。 学生時代は調子に乗り自称天才奇術師レイン・レイ・ヴァーミリオンを名乗る。 日本人顔なのに脱色を繰り返し銀色の髪にこだわっていた。 成績は良く、見た目以外の事では教師に注意を受ける事の無い優等生。 人付き合いも苦手なわけじゃないが、少々ビビりなところがある。ヘタレ。 そんな時代をへて、大学に入るころには周囲の目線に耐え切れず好きであった厨二というものから離る。 其の後は波風を立てることなくいかに周囲に溶け込むかといった事を考えて生活していた。 奇術師はネットの中だけで、彼の世界観は徐々にWEBでの活動に傾くことになる。 大学を卒業してからはしばらく企業に勤めていたが人間関係（という名の自意識過剰）で退社。 高校の頃のつてや趣味を利用し、今では自作PCの作成で依頼を受けそれをくみ上げることを仕事としている。 幸い親は無関心に近いので自分の食い扶持を自分で稼いでる間は文句を言われることもなかった。 父は日本でも名だたる映画監督、また母も女優としてまた投資家としても活躍しており、家庭は非常に裕福であった。が、20ほどの時に両親が離婚。原因は父の不倫らしい。 母親とともに暮らし始めたが、母も外で男を作っているらしく家には滅多に帰らない。 両親が建てた家の管理はハウスキーパーの一家（父、母、娘からなる家族）に一任されている。 ハウスキーパーの娘は輝朱希の1つ年上の幼馴染として育つ。 お互い気の置けない関係に輝朱希の両親も相手の両親もまんざらではなかったが、彼とはあまりにも発展がなさすぎたおかげで今は旦那と生まれたばかりの子供がいるそうだ。 周りは変化していく、日常は変わっていく、自身の意味を見受けられず、心地の良いネット社会におぼれていく。 彼は立派なニートです。

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