タグ： エイブモズ 反魂符 欄干の麓 命の想さ 芽吹く街

医師見習い、と自称するその姿からはとてもそうは見えない。が、確かに知識だけはあるようだ。 だがそうはいっても拳銃の心得があったり、オカルト思考だったり、とても謎が多い人物である。 試薬のバイトが近くで行われるようで、丁度まあまあな額のお金が欲しかった朱闐はこのバイトに応募する。 現実とはにわかに信じがたい光景を目の当たりにしたが、朱闐これを真顔でスルー。やはり謎が多い人物である。 結局、試薬の報酬は貰うことができたようだ。このお金はすぐに無くなってしまった。…いったい何に使ったのだろう？ 大学のサークル伝手でホームパーティーに招待される。これを快諾し、りんごを持ってお邪魔した。 …だがそこは友達の家ではなく恐ろしい怪異への入口だった。しかしこれも真顔でスルー。どんなものを食べたらこんな精神力が付くのだろうか。 流石に怪物を目の当たりにしたときは気を動転させてしまったが、正気を取り戻し見事、繰り返される悪事に終止符を打った。 海上での救命訓練の為、漁船へと乗り込んだ朱闐。しかし突然の嵐に巻き込まれ船から落ちてしまう。 気が付くとそこは見知らぬ小島。しかしただの島ではなく現実とはかけ離れた宗教じみた空間だった。そこでは凄まじい光景が山のように現れたが、朱闐これも真顔でスルー。どんな生活をしたらここまでの強靭な精神力が付くのだろうか…。 なんとか島から生還し、日常へと戻ることができた。 平凡な日常を取り戻したすぐ後の話。学部合同交流会にて自分と同じくらいの背の高さの少女に出会う。話しかけようか迷っていると彼女の方から声をかけてきた。名前は山城 飛鳥、元気な女の子のようだ。交流会という前提もあってかすぐに打ち解け、その後ラーメンを食べに行った。その後も交流は続き今ではすっかり仲が良い。 そんなこんなでいつの間にか半年が経過し、どうやら彼女の誕生日会が開催されるようだ。招待された朱闐はこれを快諾。りんごを持ってお邪魔する。そこではちょっと前に不思議な出来事を一緒に体験した小鷹も呼ばれていたみたいで、世界は狭いんだなと感じた朱闐。 しかしその次の日、悲惨な出来事が起こる。何かおかしいと少し疑ううちに謎の人物に"チャンス"を設けられる。これを使い救う努力をしてみることに。現実離れした光景は通常の人なら発狂ものだが生憎この子は朱闐である。全く動じずこの"チャンス"を上手く活用し見事、一つの命と一つの村を救い出した。 研修先の病院で知り合った男性が少し前から音信不通なのが気になった朱闐。３ヶ月が経過し、流石に訝しんだ彼女は街を訪ねることに。複雑な現象とその地が織り成す鎖は見る者を驚かせるには十分だっただろう。 しかし彼女は生憎朱闐である。怪現象が起きようが炎に巻かれようが彼女は真顔でスルーした。一つの街を壊滅に追い込んでしまったが彼女の鉄の心の快進撃は続く……。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ