タグ： 孤独の密室

徳川埋蔵金が見つけたい大学生。 考古学専攻しており、日本中を飛び回り遺跡発掘などをしている。なんなら外国にも飛ぶ。 いつもほにゃほにゃとしており、ぽやーっとした気楽な男。 頭の中を覗いてみたいといわれるが、実際そんなに考えない。単純な思考の元動く人間。 脱ぎ癖があり、プライベートだとすぐ服を脱ぎたがる。 過去に殺人を起こしている。 それはとある家族を守るための行動だった。 ずぶ濡れになってしまうほどの雨が降る日、濡れてぬかるんだ道を、遺体とスコップと共に歩いた。 誰も来ることがないだろう山奥に、その遺体を埋めた。 びちゃびちゃと緩くなった地面を踏みしめて飛び散る泥汚れがいやだった。 じめッとした生ぬるい雨に濡れて気持ち悪く体に張り付く服が嫌だった。 そんな理由で服を脱いで人を埋める癖が、いつからかついてしまった。 遺跡を発掘するとき、汗で張り付いた服のことを考えるとそのことがフラッシュバックする。 さすがに人前では脱がないけれど。 見た目とうさん臭さから、「人殺してそう」「人食べてそう」という謎の偏見がよくつく。 「そんなんしたことないです～～～」と否定するが、 身体に付着した血液は土や砂に吸わせて落とす方がいいとかいう変な知識をしっているためアレッ？となる。 弱者は虐げられることから守ってやらねばならないという考えを持っており、どんな時でも弱い者の味方。 だが、どの状況からもそれを公平的に判断するために、人間観察と思考の時間がかかる。 考えて考えた結果、”自分の思う弱者”の味方をする。 それは老若男女関係ない。

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