タグ： よしこ

30歳まで警察官をしていた。 彼が勤務中、遅い昼食に立ち寄った蕎麦屋に強盗が入った際、満腹すぎて犯人を現行犯逮捕できず蕎麦屋の主人に怪我を負わせてしまった過去がある。自身が至らぬせいで蕎麦屋の主人が思うように蕎麦が打てなくなったのだと負い目を感じて、せめて主人の味を残せたらと警察官を辞め無理を言って弟子入りした。 そういった過去があり、10年後に独立し警察官から一人前の蕎麦屋と転身を果たした現在でも、突如強盗に押し入られても自身で対処できるよう、警察官時代からの筋トレや護身術は欠かしていない。 理由(ワケ)あって蕎麦屋(脳筋)。 蕎麦を打つ際に握力や腕力が重要になるのでパンチ、投擲ともに一般人より秀でた能力がある。 最近は誰にでも蕎麦を美味しく食べて頂きたいので医学、薬学の分野で蕎麦アレルギーについて勉強している。また、自作の蕎麦を世界的に認められようと芸術的な面(見映え、器など)でも研究しだしている。 蕎麦屋「大小」を営んでいる。 物静かだが真面目で熱い性格。美味しく蕎麦を食べてもらうために妥協はしない。 元警察官という過去は近隣住民や常連客には周知の沙汰であり、「大小さん」と呼ばれ親しまれている。 蕎麦以外に関することでも困り事を相談すれば手伝ってくれる。特に力仕事は得意である。

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