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【断章】 断章名：<神食みの鷲>(バブルイーター)　FLG:15 タイミング：任意　対象：不問(※対泡禍事象)/1/目視 効果：左腕に鎖（チェーン）を巻きつけることで発動。 　泡禍現象に関わるものを喰らう大鷲（ハゲタカ）を召喚する。この大鷲のステータスはルルブp238に準拠して作成する。 　この大鷲は保持者本人、あるいは干渉系能力保持者にしか見えない。 　大鷲発動中は、『オオワシの食物に対しての』＜感知＞にプラス補正がかかる。 　発動後、指定した対象を攻撃するが、この大鷲は　対象のHP-3以上のオーバーキルダメージ　を与えないと対象を『殺せない』。 　（HP-2までは、敵の行動が可能かもしれない。死なないまま、腹に穴があけられたような状態である） 　オーバーキル0〜-2の場合、対象が生きたまま喰われる様を目の当たりにするので、SANチェック1/1D6+1。 　また、召喚すると最低人型一体（50kgほど）を丸々食べないと、消えてくれない。 【大鷲ステータス】 STR25：CON9：SIZ19：POW15：DEX21　HP14　移動5／飛行12 装甲：2ポイントの羽毛　ダメージボーナス(db)：＋2D6 噛み付き　45%、ダメージ1D8 かぎ爪　45%、ダメージ1D6+db 羽撃き　50%、ダメージ1D4+2 技能：目星　90% ★特殊効果：《食》・・・食べることで対象を消滅させる。但し、血痕は残る。 ｎスケール：対象１体を１ラウンドに１回攻撃。（-1 複数回攻撃、羽撃きによる複数対象攻撃）（+1 １ラウンド準備する） 　　　　　　また、大鷲が何も食べていない期間が１ヶ月を過ぎると、不定期に制御ロールをせねばならない。 コスト：発動・正気度-1 　　　　維持・SANチェック0/1 E：大鷲の制御を失う。周囲にいる　悪夢の欠片を宿した者を　無差別攻撃し始める。見えない鷲に蝕まれる姿を目撃した者はSANチェック1D4/1D8 断章詞：<これはあなたへの罰なのよ> 【プロフィール】 通称<バブルイーター>、蔑称として<大喰らい>とも呼ばれる騎士。 宿した断章である大鷲に《餌》を与えるため全国行脚せねばならず、各地ロッジで世話になっている。 この大鷲は餌を食べさせないと不安定になり、暴走(暴発)の危険性が跳ね上がるためだ。 そのため、経理などの修得をしているのに、事件後一年ほどお世話になった逢月のロッジにはほとんど帰って来ない。 騎士の大仰な称号とは違って、本人はいたってほんわか。 泡禍との遭遇で強い無力感に苛まれたことがあり、チームプレイの折は役に立とうと頑張って、よく空回りする。 だから仲良くしない人には厳しい。 恋人や結婚の話になると口をつぐむ。 【泡禍<プロメテウスの罰>概要】（括弧内は配役） 事件は4年前。 虐待を受ける子供や施設にいる子供たちに手を伸ばす活動を行っている椥辻桂(なぎつじ･けい/プロメテウス)。咲宮夕奈はその恋人だった。 潜有者は、子供嫌いな母親(ゼウス)。 子供(人類)を助けようとした椥辻は、母親の怒りを受けて生きたまま見えない大鷲(泡禍)に身を喰われる<罰>を受ける。帰りの遅い彼を心配した彼女は、最近彼が行きつけだったその一軒家に向かった。 鎖だらけの家のなか、聞こえる声を頼りに中を進むと、死ねないまま内臓や筋肉や血を床にぶちまけ、あちこちをナニカに啄まれるモノを発見する。 骨が噛み砕かれる音がしても蠢く肉の破片と、合わせて聞こえるくぐもった声は、紛れもなく彼女の恋人であった。 側には母親がいるが、異端となった母親は咲宮に目もくれようとしない。 咲宮は何も出来ないまま、彼の動いたままの心臓が穴を開けられその鼓動が止まるまで、その光景を見ていた。 一通り啄んだ見えないナニカは、今度は<異端>である母親の、子供を啄み始める。 異常を感知した騎士(ヘラクレス)が駆け付け、潜有者を処理したあと、恋人だったモノに寄り添っていた彼女は血塗れのまま保護される。 【ロッジ技能】SAN値-4（技能pt200） 【SAN値変動】 75(初期値)-15(FLG)-4(ロッジ技能取得)=56

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