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養護施設「斑鳩」の副施設長を務めるアメリカ人の女性。幼少期から日本に住んでおり、その後日本に帰化した為、言うなればアメリカ系日本人という事になる。 かつては大手のITコンサルタント会社に勤めていたが退社し、現在は資格を取得した事で子供達の面倒を見たり、施設での業務を行っている。 久澄麗子とは幼少期からの長い付き合いで、彼女の事は「ミレイ」と呼んでいる。 これは当時の彼女が日本語に全く慣れていなかった為に、自己紹介の際に久澄麗子を上手く聞き取れず、中途半端な所で区切ってしまった事が発端である。しかし自分の本名が好きではなかった麗子からは喜んでもらっている。 高校時代に人種の違いで周囲の同級生から差別され、嫌みや妬みなども向けられるなど、いじめの対象にされていた過去がある。それ以来心を痛めつけられた彼女は涙もろくなり、「泣き虫エヴァ」という仇名で呼ばれるようになる。麗子もそう呼んでくる事はあるが、麗子から呼ばれた時は何処か喜んでいる節がある。 そして卒業間近になった時に、高速で公道を走ってきた自動車に轢かれそうになる。その際に麗子に助けられるも、麗子は昏睡状態に陥り、足を大手術しなくてはならない事態となってしまう。 当時様々な武道で有段者となっていた麗子の人生を大きく変えてしまう事となり、それに対してずっと後ろめたさを感じている。 一時期は共にITコンサルタントとして働いていたが、二人揃って大きなミスを犯してしまい、その全責任を麗子が取って別の職へ転々とするようになった事にも後悔の念を抱いている。 その為か麗子に対しては助けたいという気持ちが強くなっていく。純粋に麗子を愛し、傍に寄り添い続けたいと想う一途な女性。 大勢の子供達に囲まれながら想いを寄せる麗子と一つ屋根の下で生活する事は、彼女にとって幸せなものに違いない。 日本にいる月日が非常に長い為、アメリカ語よりも日本語の方が得意。 地震の際に子供達を逃がす為に麗子と共に殉職。しかし何らかの事象により奇跡的な生還を遂げる。後日、とある人物の死を知り泣き崩れた。 積年の想いを麗子に告げた事でようやく麗子と結ばれる。それ以来麗子の事は「レイコ」と本名で呼ぶようになる。 追記パーソナルデータ フルネーム：エヴァンジェリン・クロード・マクスウェル 誕生日：7月10日 血液型：A 特に関係の深い人物 久澄麗子　久澄美遊　ルーチェ・イカルガ

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