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《覚醒前》 普通の生活を送る小学５年生の少女 明るく誰にでも優しく接するタイプで、その性格でクラスのみんなからの人気も高い。 また、かわいいものが好きで恋愛対象が同じ女の子という一面があり、かわいいと思った女の子に対しては優しくしようとした時に無自覚に身体を密着させて相手をどきどきさせてしまうことがよくある。 普通の少女ではあるものの人には言えない体質があり、今のところは誰にもばれずにすんでいる。 《覚醒後》 自分の好きな子が目の前で消えてしまう その現実がかつて同じように結ばれないまま生を終えた少女の前世の記憶を呼び起こし、その記憶、経験とレネゲイドが結び付き人間でありながら決めつけられ悪魔に仕立て上げられてしまったそのイメージを形としてサキュバスとしての力を備え人と伝承の合わさった存在として生まれ変わってしまった。覚醒時まで発症しておらず不完全だったものの以前からその片鱗が身体に影響を及ぼしており、変わった体質や本人の趣向などもこれが影響している。 《なゆきちゃんの前世》 遥か昔、同性愛が禁じられていた地域で女性同士で密やかに恋愛をしていた少女がいた。 人目を避け、夜闇に紛れ恋人に会いに行っては愛を育む。そんな日々を毎日続け、いつしか成長したら村を出て二人で生きられる場所を探しに行こうと約束をしていた。 しかしそう上手くもいかず偶然夜に歩いているのを目撃し不審がった村人が後をつけてきて、そのまま関係がばれてしまう。 それが村中に広がるのに半日とかからなかった。その少女は夜闇に紛れ同性をも誘惑し虜にする悪魔、サキュバスだと決めつけられ、磔にされてしまう。しかし殺される寸前に通りがかった奴隷商人に大金を渡されこれで引き取ると言われた村人達はそれに目がくらんで引き渡してしまう。 その後同じく奴隷として連れて来られたカチューシャと出会うことになる。 《聖剣の誕生》 商人に想い人が連れ去られるのを目撃した残された少女はいくらあの子は普通の人間だと叫んでも聞き入れて貰えず、それどころかまだ悪魔に憑りつかれているとさえ言われ監禁されてしまう。 このままでは自分も同じように売られてしまうと悟った少女はどうにか村を抜け出し森を駆け抜けた。その森を進むうちに一つの教会を見つけ助けを求める、その願いは聞き届けられて無事保護され命の危険は去ったものの、あの時助けられなかった想い人のことが頭から離れず保護してくれた教会のシスターにもしそれらしい子のことを聞いたら教えてほしいと頼み込んだ。そして数年後のある日、その子は既に殺されていたことを知ることになる。 少女は絶望しながらもただ祈り続けた、こんな理不尽な死を迎えたあの子が本当に悪魔になってしまわないよう、人を恨まず罪を犯さず、平和な時代で今度は平和な日々を過ごせるよう。やがて成長しその教会のシスターとなっても生涯祈り続け、その祈りは現代、平和な時代に生まれた一人の少女を護るように身体に宿っていた。 《技一覧》 『ウィングブレード』 複数の「混沌なる者の槍」が変形し、翼のように背中に浮いており、銀色の鍵による攻撃に連動してそれぞれが意思を持つかのように相手を攻撃する。 『ブレードディスチャージ』 銀色の鍵を軸としすべての「混沌なる者の槍」が変形し合体、一つの大剣となる技。 【トランキライズ】侵蝕2タイミング：オート 判定：意思 対象：単体 射程：視界 白銀の鍵の光によって、レネゲイドウィルスの中枢に鍵をかけ強制的に活動を抑える。あなたはシナリオ3回、このイージーエフェクトによって、暴走しているオーヴァードを鎮めることができる。対象はこの効果に同意するか、意識がない状態でないとならない。このイージーエフェクトは例外的にコンセントレイトを組み合わせることができる。

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