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百山　光香（ももやま　みつか） 女刑事。月渡 怜奈の後輩であり、月渡のことをかなり慕っている。柊 冬音とは元同僚であり、柊が現役のころは口論が絶えなかった。 基本的に明るい＆楽観的。そのゆえ精神的にタフだったりする。実は小柄なことを少し気にしている部分がある。 元水泳部であり、運動が得意。考えるより行動するようなタイプ。あまり頭がいいわけではないが勘は鋭い。本人は『刑事のカン』と言い張っている。 刑事になりたての頃は、勢い余って暴走することも多かった。 その言動を月渡にたしなめられ、少しは考えて動くようになったものの、落ち着きのなさはあまり改善されていない。 基本誰に対しても明るく、相手にウザがられることもしばしば。 良くも悪くも裏表があまり無く、その正義感と行動力だけは信頼に足るだろう。 かなりボーイッシュに見えるが、小物のセンスは意外に女の子っぽい。 本人曰く「ベ、別にいいじゃないっすか！というか、女の子っぽいってなんすか！これでも自分女の子っすよ！」とか。 ポーチにはかならずキャンディーが常備されており、不安になるとそれを口に放り込んで落ち着こうとする。 【能力】 拳銃：「署内じゃ結構打つのうまい方なんすよ！ま、そうそう打つ機会ないっすけどね…。」 応急手当：「小さいころはなんど傷だらけで帰って怒られたことか…。でもそれで手当てが上手くなったんだからまさに「けがの功名」って奴っすね！」 聞き耳、目星「捜査には必須スキルっすよ！周りには『まるで野生動物みたいだな。』って言われてるっすが…、褒められてる気しないっす…。」 追跡：「足は速いんすけどね…。『馬鹿正直に突っ込むから見失うんだ』っていつも怒られてるっす…。」 水泳：「小中高と泳ぎじゃ負けたことないっす！最近はあまりプールにもいかなくなったっすけど、まだまだ腕は衰えてないっすよ！」 信用：「先輩に『お前は隠し事なんかできそうにないからな。』って笑われたっす…。だからかもしれないっすね…。」 説得：「口が上手いってわけでもないっすけどね…。精一杯話せば気持ちが伝わるんすよきっと！」 ※以下ネタバレ注意 【交友関係】 ・月渡 怜奈 刑事になりたてのころから世話になっており、百山が最も慕う先輩。当人は先輩のようになろうと頑張っているが、結果それが空回りして逆に怒られることもしばしば。 本人は先輩を見習って落ち着いて行動できるようになったと思っているが、実際のところは怪しいものである。 「先輩のためならたとえ火の中、水の中っす！」と公言している。 実際、先輩のために何回かケガを負っているが、百山がケガしなくても解決していた場合がほとんどである。 ・柊 冬音 元同僚。柊が刑事の頃は、月渡と3人でチームを結成することも多かった。 自分のテンションの高さを鬱陶しく思われているのはなんとなく分かっていたが、それでめげるような百山ではない。 というか実際は、相手に合わせて態度を変えることがなかなか出来ないだけだったりする。 よく喧嘩しているように見えるが、その知識力と冷静さは認めており、なんだかんだ頼りにしていた。 さいごまでメントスの良さは理解できなかった。彼女がキャンディー派を譲ることは一生ないだろう。 ・神楽坂　天才 【銃弾の貫くものは】にて初対面。 Dr.ジーニャスの名で通る天才外科医であり、ノーベル賞を取るほどの有名人なのだが、百山にはそのネームバリューは通らなかった。 百山からすれば、怪事件の中で何の焦りもなく高笑いをしている自称有名人である。うさんくさいなんてものではない。 彼の振る舞いや行動を見るにつれ、その天才性を感じ取り、少し信頼を寄せるようになった。 しかし、何もかも分かっているような態度や、全く情報共有をしようとしない姿には正直うんざりしていた。 ちなみに事件解決後、実際に彼の名前をPCで検索し、驚きのあまりデスクでひっくり返る姿が目撃された。 ・松戸　数奇 【銃弾の貫くものは】にて初対面。 ガスマスクをかぶったマッドな研究者。その見た目は、事件に驚く百山にさらに精神的打撃を与えるのに十分すぎるものだった。 第一印象は【不審者】。まあ間違っているとは言えないだろう。 最初は実はこいつが犯人なのではと疑っていた部分があったりもする。 その後の探索中もしばらくはそのホラーな外見に怯えていた。彼のフードにハムスターがいなければ、その恐怖は払拭されなかったかもしれない。 ハムスターはやはり偉大である。 ・音無　望 【銃弾の貫くものは】にて初対面。 ただのゲーマーに見えて、実は警察にも頼られるほどのプロのハッカー。 実は百山の警察署にも何回か来ていたのだが、百山とはこれが初対面…ということになっている。 実際は彼女が覚えていないだけかもしれない。 自分より背が低い音無を完全に年下と認識しており、「望ちゃん」呼びしたり頭をなでたりと中々失礼なことをしている。 後でさぞ月渡に怒られるのだろう。 ・海野　葵（NPC） 【銃弾の貫くものは】にて初対面。 事件で遭遇した少女。しかし実は… 彼女も音無同様百山より背が低い。 それはそう、百山が撫でるターゲットにになるということだ。百山にとって、自分より背の低い少女は撫でる対象となるのだ。 事件の中で、頭をなでたり、親しげに雑談したりと、結構な速さで距離感を縮めていっていた。 しかしその裏では、彼女の真実をなんとなく察し、警官としての使命と自分の心との葛藤に悩んでいたりもした。 事件後もちょくちょく会っているようだ、…メロンキャンディーを携えて。 ・葛原　百合香 【厳正なる選考の結果、貴殿を採用いたします。】にて初対面。 裏社会に精通した幼女。身の丈2ｍ。 ・黒霧　雫 【厳正なる選考の結果、貴殿を採用いたします。】にて初対面。 【関連シナリオ】 ・【銃弾の貫くものは】 今日は久しぶりの非番。飴の補充をしてから映画でも見に行こうか。 鼻歌交じりで歩く彼女は、ふと自分を呼び止める声を聞いた。振り向いた先には―――黒い服の少女、 「はい？なんか用っすか？」 その直後、百山の意識は闇に落ちた…。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ふと気づくと、百山はさっきの路上に立っていた （………夢？） さっきまでの出来事はすべて夢だったのだろうか。あの空間は、あの怪物は、―――あの少女は…。 ふと周りを見渡すと、ふらりと倒れる少女がいる。 （っ！危ない！） 慌てて駆け寄り体を支える。あれ？どこかで見たような顔―――― 「―――もう、私を撃とうとしなくて大丈夫みたいです」 百山の目から、涙がこぼれ落ちた。　 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 百山にとって初の怪事件。彼女にとって様々な意味でターニングポイントとなった。 怪異との遭遇、使命感との葛藤など、この事件から学ぶことはたくさんあった。 この経験を糧とすることで、彼女はまた一歩理想の警官へと近づくのだ。 ・【厳正なる選考の結果、貴殿を採用いたします。】

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