タグ： 交渉人

若干18という齢でＦＢＩのネゴシエーター（交渉人）部門所属エージェントになった経歴を持つ男。交渉のスペシャリストである。 現在は【国際警察日本支部異能特捜班】に所属している。 彼が交渉人という職業に興味を持ったきっかけは、中学一年生の頃に両親が不仲により離婚し四人家族がバラバラになってしまった経験から『あの時自分が上手く両親の仲を取り持つ事が出来ていたら』と後悔し、父と共に移住したアメリカで交渉術について学び始めた。 そしてその努力は二年後、偶然巻き込まれてしまった銀行強盗立てこもり事件で人質の代表として強盗に銃を突き付けられ、命の危険に晒されることで彼の才能を開花させる。彼は銃で武装した五人組の強盗グループに一歩も引かず交渉を行い、外部の警察の力を借りながらであるが見事50人を超える人質達を救出し、彼自身も無傷で生還するという偉業を成し遂げた。 そんな彼の才能を見たＦＢＩのエージェントは彼をヘッドハンティングしネゴシエーター（交渉人）部門にスカウトする。 彼はその後ＦＢＩの交渉人として様々なテロ事件に関わっていき、そして無血降伏率85％を叩き出すエリートに。そんな彼の実力は同じ部門内のＦＢＩの仲間も認めているのだった。 そんな彼のアメリカ生活だったがその二年後に父親が急性アルコール中毒で急死し、彼は残された身よりである日本の母の元に帰国することに。 出国の際、仲間や上司からは一人暮らしを薦められ引き留められたが『悪ぃけど俺、どうしても日本に帰りたい理由があるんだ』と固辞し日本に帰国しＦＢＩを辞めた。 現在彼は、日本の警視庁で様々な厄介な事件を対処する、別名窓際職と呼ばれる日陰部署で、変な上司と変な同僚と共に迷宮入りした謎の事件を追いかけている。

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