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━━━━━━━━【基礎データ】 名前:Алексей　Болин（アレクサンドル　ボーリン） 性別:男　　　　　年齢:26歳 身長:174.2cm 　　体重: 星座:みずがめ座　誕生日:1/29 容姿:つり気味の瞳。目が大きい事とよく柔らかい表情を浮かべてる事で優しい雰囲気に見える。 特徴: 「信頼のおける人」探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能なかぎり助けようとする人間だ。その評判が今後も続くかぎり、任意のコミュニケーション技能3つに、それぞれ+10％。 ―――――――――――――――――――――― 略称　リョーシャ（Лёша） 愛称　リョーシェンカ（Лёшенька） 名の意味は「護る」 スラム出身の少年。スラムに居た時代に出会った親友（ID:1461072）とは、既に15年ほどの仲。 何でも話し、何でも聞く。隠し事があってもお互いにバレてしまうような、唯一秘密の無い関係を築いていた。 ザハールが教会を継がず、愛する女性を守る為の道を進むと聞いた時。なら自分は彼が守りたくとも他の物を優先させたために零れてしまったものを代わりに守ろうと思った。そうしてただのスラムの少年だったアレクサンドルは、ザハールの代わりに教会を継ぎ聖職者となった。 勿論、ザハールの仕事の事も知っているし、彼の部下の顔さえも知っている。 たまに彼の仲間や部下を匿ったりもしているが、本人としては聖職者らしいことをしていると思ってる。 そして親友のザハールの愛する妻であるリディヤとも既知の仲。 彼が彼女の傍に居れない時、彼女を守るのは自分の役目だと思っている。何があっても。それが彼の一番の願いだとアレクサンドルは知っていた。 自分は何のために生きているのだろう、と考えてもそれは自分のためでも神のためだとも思わない。 アレクサンドルは別に神を信じてもいないし、信仰してもいない。こんな不誠実な聖職者が居て神様に申し訳ないとは思うが、神は何もしてくれない事を同時に知っている。ただあの日、スラムに居た自分を救ってくれたザハールへの恩と感謝と…………。そういった感情は一言で表すにはとても難しい。 ザハールと、そして彼の愛するリディヤが共に居る姿を見るのがアレクサンドルの一番の幸せな光景。 二人が愛し合っている姿こそが、唯一神はいるのだと思える瞬間に他ならなかった。 ザハールが死んだように眠った姿を見た時に真っ先に浮かんだものは怒りでも哀しみでもなく、笑いだった。 お前はそういう奴だよ、という笑いだった。 いつか彼が目覚めて、彼の愛する人を抱きしめる姿を見れる事だけを毎日祈っている。神様は何もしてくれない。そう知っていても、毎日祈っている。 彼がかつて自分にした約束。彼の愛する人を護ること。彼の大切なものを護ること。 それを胸に、アレクサンドルは今日も祈り、今日も生きている。 ＊ 走馬灯図書館後。 リディヤが行方不明になり、数週間。死体すら見つからなかったが、彼女は死んだのだとされた。 そして、アレクサンドルも漠然と……彼女はもう居ないのだと感じた。 だからアレクサンドルはザハールの延命装置を切り、彼を殺す。二人が同じ場所へ行けるように、と。せめて、次に出会えるように、と。 リディヤ亡き後、彼女の教会もアレクサンドルが引き継いだ。 リディヤとザハールの墓は、自分（ザハール）の教会の裏に並べて建てた。 一番護るべきものはもう無かったが、それでも二人が大切にした場所だけは護ろうと思う。そこに、二人の墓も加わったけれど。 その場所を護る事もまた、交わした約束であったから。 殆どの色彩が失われた美しくもない世界で、アレクサンドルはただ生きる。 約束をしたから。二人の場所を護るために。まだ、自分は人間であると信じてる故に。 光も神も居ない世界で生きていこう。 ＊ 死にたがり電車後。 世界は失われたままで、殆どの色彩も失われたままだ。 けれど、それでもアレクサンドルは迷いなく生きていく。その道を歩んでいくことに、一片の迷いすらない。 一人の少女を引き取ることになった。 それは、色んな打算と、彼らならどうするのだろうかという想像があったからだった。けれど、そこには確かにアレクサンドルの意志があった。 少女はかつての自分に、何故か似ているような気がした。境遇も、経緯も、何もが違うのに。 目の見えない少女とかつての自分が重なった。 そして彼女と約束をする。 いつか、彼としたような約束。最期まで続いて行く約束を。 「"俺"の大切なものを護ってほしい」 少女の世界が自分になったことには、まだ気が付いていない。もしかしたら、気づくことはないのかもしれない。色彩も、失われたまま増えないのかもしれない。 それでも、変わったことがある。 いつか、「ただいま」と言った言葉に返ってくる静寂を笑った日があった。きっともう、意味を為さない言葉なのだと。 その言葉を聞くこともないのだと思った。自分が返すこともないのだろうと。 けれど、もう違う。 返ってくる言葉も、返すべき言葉もある。 そうしてアレクサンドルは、やっと、二度目の「ただいま」が言えた。 それは明日からも言える言葉。明日からも、言う事ができるようになった言葉。 裏庭にいる彼と彼女にも、もうその言葉を言えるのだ。 「ただいま、ザハール」 ----------関係 ・ザハール　スタロスチナ（ID:1461072） アレクサンドルの世界 ・リディヤ　ヴィクトロヴナ（PL:らーちゃん/ID:1467409） 彼が愛した、彼を愛した護るべきもの ・アルヴィナ　クラスノヴァ（PL:らーちゃん/ID:1819589） これから共に、護るべきものを護っていく少女 ----------セッション歴 【走馬灯図書館】　 【死にたがり電車】 【PYX】 神話技能、呪文の獲得不可。同様に呪文の行使も不可。 ----------チャパレ ccb<={SAN} SANC ccb<=85 アイデア ccb<=65 幸運 ccb<=50 知識 ccb<=49 回避 ccb<=65 キック ccb<=60 応急手当 ccb<=75 聞き耳 ccb<=11 精神分析 ccb<=60 図書館 ccb<=68 目星 ccb<=65 説得 ccb<=35 オカルト ccb<=85 心理学 　

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