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都会から少し離れた大学に通う薬科学科の3年生。 4年制の現学科を卒業後は修士過程へ進み、研究職につきたいと思っている。 基本的に「～ですよねぇ?」「～じゃないですかぁ」のような「人を煽るような敬語」で話す。 というのも、正直なところ同じ学科やその筋の人間以外をなめくさっている傾向があり、よっぽど仲良くなければこの対応をされる。 オカルトや神秘・伝説の類いの話が好きで、科学者寄りの身でありながら「科学で説明がつかないことのほうが多い」と思っている。 薬学的観点からも、伝説上の生物「ユニコーン」が好きで、もし出会えるなら処女のうちに…と願っている。 過去に、入院中であった父方の祖母に頭を撫でられる夢を見、その翌日に祖母の危篤の知らせが入るという体験をしており、彼女のオカルトへの興味はそのあたりからである。 薬科学科を選んだのは至って単純な理由で、自身が偏頭痛持ちであったからである。 中学生の頃から偏頭痛に悩まされた彼女は「一撃で偏頭痛がなくなる薬があればいいのに」と思い「ないなら作ればいいんじゃない?」という考えに至ったのであった。 ただし高校から薬科学科のみを目指し勉強していたため、薬学やそれに関すること以外の学力は対して高くはない。 もう少し田舎のほうで両親と暮らしていたが、大学に進学する際に別居しており、現在は大学に近いということもあって母方の祖父母と暮らしている。 兄がおり、宮矢より先に一人立ちしたのだが連絡をとっておらず何をしているか不明。 【メモ】 夢に出た父方の祖母の名前は「古戸 ひさ子」。 【遭遇神話生物】 ・リーギクスの住人(記憶なし) ・ザイクロトル(記憶なし) ・シャッガイ(記憶なし) こどくし ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ●夢の終わりに´● 生還。そして世界は生まれ変わった。 宮矢にとって、祖母が無事であったことが何よりの喜びだった。あの事件の帰り道、何度も何度も祖母に抱きついた。そのたびに、祖母は頭を優しく撫でてくれるのだった。 そして、時々『身元不明の女性』に会いに行くようになった。別に何をする訳でもない。ただ顔を見て帰るだけ。 宮矢は彼女を知らない。でも、他人とは思えないでいた。 眠る彼女の顔を見るたび、感謝と後悔の気持ちが過るのは不思議だったが、それが必然的だとも思った。 「ありがとう」　また来るね、と病室を後にするのだった。 ●おとぎの国へようこそ● 生還。70はゴミ。はっきりわかんだね 衛生上もう少し文句を言いたい所ではあったが、嫌な顔ひとつせずその身を犠牲にしてくれた彼に免じて、今回は許した。 共に行動したブロンドの毛並みが美しいユニコーンの彼女は、翌日には人の姿へ変貌していた。 しかし今となっては、何故彼女がユニコーンであったのか…はたまたユニコーンに見えていただけなのか……記憶も、真実すら曖昧な宮矢であった。 ●無界● szkk初ロスト。 好奇心は自らを殺してしまった。 扉の向こうから呼ぶあの声の主は、底知れぬ闇から遣わされた死神に違いなかった。 なんと! 目ガン開きのビカビカ死体になった!

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