タグ： 月影のオーヴァード 白兵

「ほら、舞台はもう終わりだ。エンディングの時間だぜ」 常に冷静沈着な少年。幼少期の経験から一人でいることを好む。 本業は殺しのため、真正面からの戦闘は出来ない訳では無いがあまり得意ではない。 『万物を殺す』能力を持っている。能力の発動時には目が紫色に変色する。 普段は能力を抑えるための眼鏡をかけている。 殺しに関しては何の感情も持っておらず、作業の一部のように感じている節があるためつい鼻歌を歌う癖がある。曲はきらきら星。特に理由はない。 そこから誰が呼んだか『鼻歌交じりの殺人鬼(ハミング・ザ・リッパー)』。 幼少期、まだ能力を制御できなかった彼に近づいてきた人々を片っ端から殺してしまっている。 自らの産みの親も殺してしまったため、産まれてからある程度育つまで裏路地で1人で暮らしてきた。 故に彼に名はなく、帰るべき場所も無い。 都築京香に殺しの才能を買われFHに所属してからはそういう方面の仕事ばかり回された。そのことごとくを一人で完遂してきたためFHで伝説のような存在になっている。 現在はある程度能力を制御できるようになっている。 得物はナイフ。 彼の能力の正体は突然変異したオルクスのシンドロームである。「殺すこと」に特化した特殊な因子を対象に刻むことで対象の生命活動、意思、機能、能力などの全てを殺す。それはオーヴァードですら感染し、そして対象が死んだ後、因子は時間と共に消え去る。 ナイフを使う理由は「無くてもいいけどあった方が楽」だからだという。 彼の中での「生きている」の定義は「死んでいない」こと。 相手が「生きているもの」であればその全てを錯覚させることが出来る。つまり彼は 『相手が生きていればそれが何であろうと殺せる』 戸籍等を偽造する際には「佐藤太郎」という偽名を使う。

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