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中東の紛争地帯にある民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ（CGS）」の参番組に所属していた元傭兵 7年前兄貴分であるオルガ・イツカと共に乗っ取る形で新たに「鉄華団」を立ち上げ、オーヴァードが蔓延る戦場で戦い続けた。 色々とあったが鉄華団を立ち上げ2年後、UGNに吸収される形で日本に渡る。 大型兵器を用いた大規模戦闘に駆り出される所詮UGNにとっては使い捨てのコマではあるが 戦果を挙げ続け交渉の結果未成年の構成員は前線を抜け、UGN保護の元学校などに通えるようになった。 未成年のメンバーがほとんど脱退する中、彼女はオルガから離れたくないと彼に思いを伝え 学校に通うことを条件に鉄華団に残ることになり、この時から二人は交際を開始。 学校でも新たに沢山の友人ができ傭兵時代からは考えられない程のかけがえのない日常を手に入れつつあった。 鉄華団を立ち上げ5年後、N市公立高校卒業後に三日月から押し切る形で入籍、晴れて夫婦となった、が・・・ UGNからの任務で帰りが遅くなり少し焦った様子で小走りに帰っていたある日、 彼女の目の前にある人物が現れる、FH日本支部代表「都築京香」である。 そして都築京香は真実を告げる、三日月イツカは人間ではなく、駆逐艦三日月がレネゲイドにより意思をもった、レネゲイドビーイングであると・・・ 真実を告げられた瞬間、彼女の脳裏に駆逐艦時代の記憶が蘇る、座礁し救助を待つことしかできないもどかしさ、やっと来た救援は 空爆により失敗、そして秋風が助けに来るも約半数の命しか救えなかった後悔、絶望・・・ 現世での記憶と絶望で混濁する中、彼女の一番大切な人の声が、思い出が浮かび上がった。 今一番大切なのはなんなのか、それがはっきりとみえてきた。 人間ではないと分かった今、この身でオルガと少しでも一緒に居るために協力することを条件に都築京香に従うことを決めた。 たとえそれで一番大切な人に対する「裏切者（ダブルクロス）」になろうとも・・・ 戦闘は大型の二足歩行兵器を出現させそれに搭乗し戦うため屋外以外の戦闘は不向き かつては銃器も扱えたがここ数年で完全に鈍ってしまい今は扱えない。

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