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[設定] 誕生日は2月17日 今も活躍しているヒーロー：氷河 虎徹,元ヒーロー：氷河 菫の長男として生を受けた。姉である煉は生まれながらにしてオーヴァードであり、将来を期待されているヒーローの卵であったが、白兎はオーヴァードではなく非オーヴァードであった。両親や姉は白兎に対し非オーヴァードであることを攻めたりせず、むしろ白兎もきっとやりたいことが見つかるといつも言ってくれていたが、世間の目は違った。両親と姉に比べられ、身勝手に同情され、身勝手に比べられた。学校でも、「父は凄い。」「姉は凄い。」その話のあとに必ずと言っていいほど、「何故、白兎はオーヴァードじゃないんだろう？」と言われ続けてきた。白兎はそんな周囲を嫌っていたし、両親や姉に嫉妬もしていた。周囲への辺りもきつくなり、不良のレッテルを張られるようになった。 　中学二年生のGW、家族と過ごすのは億劫で、友達もいなかった白兎は一人行く当てもなく街を散歩していた。その時、運悪くヴィランの襲撃に合い体が8割損失。死亡と認定された。だが、白兎は目が覚めることができた。自分でも死んだと思っていたのに何故？そう思っていると、姉の煉が抱き付いてきた。 煉「心配したんだから！もう！あんたがいなくなったら私生きていけないよ」 白兎「いきなり抱き着くな！！！・・・って何だこの声」自分の声がいくらか高くなっているのに気づく 煉「はい鑑」手鏡を渡す それで白兎は自分の顔を見ると 白兎「な、なんじゃこりゃああああああああああ！！！」気が付くと体は女になっていた 白兎「おい！姉貴！何で俺は女になってんだ！」 煉「いやね。あんたの体はほとんど失われてたけど、脳は無事だったみたいで、体を複製して、脳を移植したら蘇るって言われたのよ。でもあんた非オーヴァードだからあんたの複製体は作れなくてね。私のレネゲイドウィルスで複製体をつくった結果。私に妹ができました！」 白兎「ふっざけんな！！！クソ姉貴！親父のレネゲイド使えば俺の体複製できただろ！」 虎徹「妹が欲しいという煉のお願いを無下にできなかった・・・反省はしているが、後悔はしていない！！！」 白兎「馬鹿じゃねえの！！？元に戻しやがれ！」 煉「いや、あんたもうオーヴァードだから、レネゲイドウィルスがあんたの体記憶してしまって、もう他のものじゃ無理よ」 白兎「・・・・・・ってことは？」 煉「これからずっと可愛い妹として生きてね☆」 白兎「く、クソ姉貴イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ！！！」 こうして、オーヴァード覚醒と存命の代償に性転換してしまった 　オーヴァードへ覚醒したものの、白兎は戦闘には向かなかった。両親と姉は白兎の生存を泣いて喜んでくれ、オーヴァードへ覚醒したことも白兎自身が望んでいたこともあって喜んでくれた。戦闘に向かなくともヒーローの道は見えたと。だが世間からまたも言われたのだ。「やっぱり白兎はダメだ」「お友達と買い物に行って一人だけ生き残った」「ヒーローの子供のくせに1人だけ助かって恥ずかしくないのか」それらの陰口が白兎の心にトドメを指した。 　事件にあって二カ月の入院と少しの学校生活を終え、夏休みへと突入したとき白兎は家出した。向かった先は湾岸スラムエリア晴海地区。そこで家族を捨て、名を捨て、新たに始めようと思っていた。その時だった。近くを通りかかったホテルが謎の爆発により、倒壊し始めたのだ。GWの事件の記憶が蘇り、腰が抜け、震えながら倒壊していくホテルから目をそらした。しかし、ホテルの中から「助けて」の声が聞こえてきた。湾岸エリアは政府や警察の手出しができない。ヒーローもいるかどうかすらわからない。だが、そんな理由はどうでもよかった。ただ、その声を聞いただけで、白兎は立ち上がり倒壊していくホテルの中に入っていった。偏差把握で安全地帯と埋もれた人を見つけ、瓦礫を砂に変え、動ける生存者には手伝ってもらい、ヒーローや救急車が到着したころには全員の救助が完了していた。その後わかったことだが、そのホテルは浦島一家が済んでいたホテルで、進出を目論んでいた鴻央会が行ったテロ行為であることが判明。助けた乙姫から感謝とお礼ということで、ヒーロー試験を受れるように推薦してもらい、見事合格。夢に見ていた認定ヒーローとなった。 　その後、事件をきっかけに乙姫とは仲良くなり、乙姫は立場上同年代同性の友達が少ないということと命を救ったという事もあり浦島一家には歓迎され、よく遊びに行くようになる。乙姫には男だってことを説明しているが 乙姫「ああわかるぜ。俺も男に生まれたかったからな！でも安心しろ！そんな小さい事仲間と一緒にいれば気にならねえさ！」 納得してもらえてない。 その経緯もあってヒーローとしての活動は湾岸スラムエリアでの救助活動が主になっている。情報を得れば他の地区まで浦島一家の車で送ってもらっている

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