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とふでの色∶745399 ーーーーーーーーー 【六道の辻に迷うなよ_クリア後】 最近、不思議な夢を見てSAN値マッハだけど、主さまを心配させないように 元気いっぱいであるように心掛けてる。 悪戯は好きだけど、皆が喜んでくれる悪戯に限定 「おどろかせるだけじゃ、だめですよ！」 「ちゃんと、みんながしあわせになるようないたずらをしましょう！」 ※驚かせた後にお菓子を配って回るのが短刀たちの中でブームに。 【或る孤独の結末_エンド3 クリア後】 『過去を忘れない事』と『過去に縋り付く事』は違う。 あの日『彼』と、そしてぼく自身の想いと『さよなら』した時に口から零れ出た言葉だ。あの夢を見た日からずっと、「自分が“選択”を間違えた所為で…」「もしも、『あの時』間違えなければ…」と後悔していた。 二振目の『彼』が顕現されたとき、ぼくはぼく自身がどんな顔をしていたかも思い出せない。でもきっと、主さまを心配させないように、笑っていたはずだ。 「はじめまして、ぼくは今剣っていいます！」 彼はきっと、気付いていた。だけど知らないフリをしてくれた。 ぼく自身がまだ、ケジメをつけられてなかったから。 でも、もう大丈夫。ぼくは『彼の事を忘れない』。 だけど、きちんと前を向いて歩いていく。 過去に縋り付いても、何も変わらない。『もしも』が叶うことはない。 だから、ぼくらはこれからも　間違えながらも歩いていく。 【迷えや浄土に至るまで_クリア後】 今思えば、謎の声を主さまの声だと勘違いした事も不思議ですし そもそもあの日、小狐丸は遠征組で「帰ってきたら今度こそ、鳴狐といなり寿司を！！」と以前から言っていましたし…何故でしょう？ 本丸の裏の道へ案内された時も、何処か違和感がありましたし… もし、鶴丸が来なかったら…というか鶴丸は何故、あの場所が分かったのでしょうか？ むぅ…不思議なことばっかです…。 【追憶_クリア後】 AF∶白猫の鈴（敵意・悪意を持つもの〔外なる神など〕から干渉されないようになる鈴。とある猫神さまの加護が付いている。） 『彼』から「君の事が心配過ぎて中々、眠れない」とか怒られちゃいました。 でも白檀が悪いモノから守ってくれるし ぼくも、ちゃんと笑って過ごせる様に『独り』で抱え込むのは、もうやめにしました。 あの後『彼』がちゃんと休んで、再び巡り会うまでに ケジメを、絶望に区切りを、付けることにしました。 初期刀である切国と、初鍛刀である薬研に『あの日のこと』を聞いてもらいました。 二人は驚いていました。「あの日、そんな事があったのか…」と。 そして、怒られました。どうして話してくれなかったのか、と。 「ごめんなさい……こわかったんです」 あの日、助けられたかもしれない『彼』をこの手で、殺してしまった。 それが怖かったのだと告げれば、頭をグシャグシャと撫でられました。 「後悔してるか？…今はどうだ？」 「『もしも』が叶うなら、今剣。あんたはどうする？」 切国が『そんなこと』を言うとは思わなくて、混乱しました。 だけど、ぼくは――。 「『もしも』は、かなわない。 …いえ、かなえなくていいんです。」 「それをのぞんでしまったら、 『歴史修正』をくわだてるアチラがわと、おなじですから」 「…なんだ、答えは出てるじゃないか」 「はぁ…」とため息を吐く切国と、 「今度からは『俺たち』にも、ちゃんと背負わせてくれよ？」 「な？今剣」と声をかけてくれる薬研。 あぁ…そうだ、そうだったんだ。ぼくは『独り』じゃない。 最初からみんな、傍にいたんだ。切国も、薬研も。 勝手に壁を作ってしまったのは『ぼく』で、 勝手に『彼』を救えなかったと、嘆いたのも『ぼく』だった。 結局『あの日』から今日まで、ぼくは『さよなら』が出来ていなかったらしい。 今度こそ、もう大丈夫。また次に『独り』だなんて言ったら、 切国が頬を引っ張りにくるだろうし、薬研が苦笑いしながら話を聞きに来るだろう。 「全く、世話の焼ける…」と、誰かの呟きが聞こえたような気がした。 チリンと、音を立てた鈴が闇を追い払う。 そして、季節は巡っていく――。

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